buttonザ・グリーンマン・フェスティヴァル
@ グラヌスク・パーク、クリックホウウェル、
ブレコン・ビーコンズ国立公園、ウェールズ
(15th-17th August '08)

- intro -

The Green Man Festival

 早くあの場所に帰りたい! グリーン・マン・フェスティヴァルが終わった今、ただただそう思う。2003年からイギリスはウェールズで始まったこのフェスは今年で6回目、去年と同じく、ブレコン・ビーコンズ・国立公園で開催された。1500人という本当に小さな規模で産声を上げ、倍々ゲームで大きくなって、今年はもしやキャパ20,000人? とも囁かれていた。そして、満を持してと思わされるようなスピリチュアライズド、スーパー・ファーリー・アニマルズといったブッキングに、グリーン・マン・フェスティヴァルにとって大きな岐路を迎える年になりそうだな……と予測していたファンも多く、私もそのうちの1人だった。これらの要素はこのフェスがスモール・フェスティヴァルを抜け出し、グリーン・マン・フェスティヴァルでしかありえない良さを失ってしまう瞬間となり、それを目の当たりにしてしまうような寂しさだったと言ったらちょうどいいかもしれない。でも、そんな心配はすっきり吹き飛ばしてくれた。グリーン・マン・フェスティヴァルはグリーン・マン・フェスティヴァルであり続けた。

 年々、グリーン・マン・フェスティヴァルのキーワードとなる、ウェールズ、ドミノ・レコーズフェンス・レコーズ周辺のアーティストに詳しくなってきているとはいえ、今年も出演者の7割方は知らない名前が並んでいて、声高らかに発表した最終日のヘッドライナーがバート・ヤンシュ率いるザ・ペンタングルだったときには、このフェスらしさの象徴に思わず笑ってしまった。でも、ライヴよりもフェスごはん、ライヴよりもその自然、ライヴよりもそこに集う人たちとの出会いにどんどんフェスの魅力の比重が移動していっている自分がいる。酔っ払いのおじさん2人組に、よう、おねーちゃん、去年も来てたよね? とニコニコしながら話しかけられたり、危うく泥にダイブしそうになったとき、すっと手を出してくれるさっきまでモッシュの発信源になっていたおにーさんに、バーで仲間と談笑するいろんなアーティスト、そしてカメラを向けたらちょっと澄ましてポーズを決めてくれる小さなボク。1日目は晴天、2日目はどしゃ降り、3日目は泥、泥、泥というこれまでにないハードなフェスではあったけれども、持って帰ってきた荷物の隅から思い出すように出てくる、土が今となってはとっても恋しい。とにかく謎だらけでフェスの概念を覆してくれた2006年、大きく成長し変化した2007年、そして、ただいま! という懐かしい気持ちで向かった2008年のグリーン・マン・フェスティヴァルはいかに? カメラマンのIzumikumaさんと私が観た3日間のレポートをお届けします。


report by kuniko and photos by izumikuma
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The Green Man Festival 2008 (intro)



buttonmag files : The Green Man Festival

buttonintro & over all photo document1 : (08/08/15 to 17 @ Glanusk Park, Crickhowell, Brecon Beacons, Wales) : review by kuniko, photos by izumikuma
buttonintro: (07/08/17 to 19 @ Glanusk Park, Crickhowell, Brecon Beacons, Wales) : review and photos by izumikuma
buttonintro & over all photo document : (06/08/18 to 20 @ Glanusk Park, Crickhowell, Brecon Beacons, Wales) : review by kuniko, photos by izumikuma



The official site

The Green Man Festival

http://www.thegreenmanfestival.co.uk/

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button2008

button静から動へ:マルコム・ミドルトン(20th May. @ 京都アバンギルド)
button点と点が線になる:レイチェル・ダッド(17th May. @ 京都アバンギルド)
buttonスープは冷めない距離で、音楽は人肌を感じる距離で:アリー・カー(5th Apr. @ 大阪マーサ)
buttonCD review : オフ・ザ・レーダー:アリー・カー(25th Mar.)
buttoncolumn : ケイティ・タンストールに吹く風(10th Mar.)
button狼少年が描く世界:スフィアン・スティーヴンス(21st Jan. @ 心斎橋クラブクアトロ)
button完全敗北宣言:カリブー(13th Jan. @ 代官山ユニット)


button2007

button無意味にこそ意味がある:ホット・チップ (2nd Sept. @ コネクト・ミュージック・フェスティヴァル 2007、インヴァレアリー・キャッスル)
buttonジェットコースターに乗ってゴスペルを:ポリフォニック・スプリー (2nd Sept. @ コネクト・ミュージック・フェスティヴァル 2007、インヴァレアリー・キャッスル)
button音を楽しむということ:プライマル・スクリーム (1st Sept. @ コネクト・ミュージック・フェスティヴァル 2007、インヴァレアリー・キャッスル)
buttonステージとオーディエンスとの距離:キング・クレオソート (31st Aug. @ コネクト・ミュージック・フェスティヴァル 2007、インヴァレアリー・キャッスル)
button1娘+3親父=スコットランド:ティーンエイジ・ファンクラブ (1st Sept. @ コネクト・ミュージック・フェスティヴァル 2007、インヴァレアリー・キャッスル)
buttonジェットコースターに乗ってゴスペルを:ポリフォニック・スプリー (2nd Sept. @ コネクト・ミュージック・フェスティヴァル 2007、インヴァレアリー・キャッスル)
button偉人の幻影を観た:ジ・エイリアンズ (31st Aug. @ コネクト・ミュージック・フェスティヴァル 2007、インヴァレアリー・キャッスル)
buttonキング・クレオソートがいるべき場所:キング・クレオソート (29th Aug @ バー・アンド・キッチン、ロンドン)
buttonCD review : ビー・スティングス:ビー・エム・エックス・バンディッツ(14th May.)
button時間を経て確立された揺ぎないバンドの軸:ザ・クーパー・テンプルクロース(10th Apr. @ 心斎橋クラブクアトロ)
buttonCD review : アストロノーミー・フォー・ドッグス:ジ・エイリアンズ(24th Mar.)
buttonCD review : ペーパークリップス・アンド・サンド:ジョー・マンゴー(9th Feb.)
button飾らないオトコ達の職人芸:キャレキシコ(19th Jan. @ 福岡ソウル・バード)
button2006

button歌い手は酔いどれがちょうどいい:アラブ・ストラップ(14th Dec. @ 京都メトロ)
buttonCD review : ザ・ハッピー・ソング:ジ・エイリアンズ(19th Oct.)
button地中に張り巡らされた根:モハーヴィ・スリー(7th to 8th Oct.)
buttonザ・グリーンマン・フェスティヴァル特集 : サーキュラスジ・エイリアンズグリフ・リースキング・クレオソートバート・ヤンシュキャレキシコ洞窟でのスペシャル・ライヴ - グリフ・リース (18th to 20th Aug. @ グラヌスク・パーク、クリックホウウェル、ブレコン・ビーコンズ国立公園)
button再び輝きを : ジ・エイリアンズ(25th Aug. @ ナイト & デイ、マンチェスター)
buttonイッツ・ア・ショウ・タイム : コールドプレイ(15th July @ インテックス大阪)
button無防備の産物 : ベル・アンド・セバスチャン(1st Jun @ 大阪なんばハッチ)
buttonCD review : ブラック・ゴールド : キング・ビスケット・タイム (30th May)
buttonCD review : エリアノイド・スターモニカ EP : ジ・エイリアンズ (8th May)
button裸の王様はだあれ? : アークティック・モンキーズ (2nd Apr. @ ゼップ大阪)
button間と呼吸感、そして全てが確信犯 : ザ・ホワイト・ストライプス (9th Mar. @ ゼップ大阪)

無断転載を禁じます。The copyright of the article belongs to Kuniko Yoshikawa and the same of the photos belongs to Izumi Kumazawa . They may not be reproduced in any form whatsoever.counter
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