フェスまでわずか1週間の会場チェック
フジ・ロック・フェスティヴァル'99まで1週間を切った7月24日、急ピッチで準備が進む会場を取材。その時の模様をレポートしてみよう。
今回のルートは車ではなく、新幹線だ。というので、これから何度か会場に出かけていくことになるし、インターネット班のヴォランティアにも必要だと買ったのが都内山手線内から越後湯沢までの回数券。単発で買うと自由席でも片道5980円なのだが、これだと6枚セットで33300円。1枚に換算すると5550円と、わずかながら安くなる。
今回乗ったのはMaxとかいう二階建ての電車で東京駅から越後湯沢まで1時間半。時期的な問題や時間的(昼の12時過ぎの便)なこともあるんだろうが、空席が目立ち、のんびりと東京を離れることができた。思うに、大人数でフェスティヴァルに向かうんだったら、車で行った方が経済的かもしれない(ちなみに練馬から関越道に乗って月夜野インターまでの値段が3550円。後、ガソリン代、車の経費などがここに加わるけど)が、少人数だったら、こっちの方が格段に楽だろう。なにせ時間もそれほどかからないし、それほどお金もかからない。それよりなにより安全なのがいい。
といっても、越後湯沢についてからが大変だった。もちろん、フェスティヴァル前日からフルで動いているのがシャトル・バス。だから、開催期間中にはこんな問題にぶつかることはないんだが、ここから苗場プリンスまで出ているバスの数が極端に少ないのだ。なんと1時間強に1本! これにはびっくりだ。しかも、時間を潰そうにも喫茶店もみつけられないわけです。きちんと探せばあるんだろうけど、30分という中途半端な時間を喫茶店探しに費やすのもばかばかしいと結局は自販機でビールを買って一休みだ。
バスのターミナルがあるのは東口で、どうやらこっち側の方がにぎわっているような感触だが、お店といえばほとんどがおみやげ物屋で、名物、笹団子がやたらに目に付く。どこでも売っているのに... 本当にそうなのか、ちょっと疑問に感じる。
ちなみに、フジ・ロックとは全然関係ないんだが、この越後湯沢の駅には超特大のお○ん○んとお○○こをシンボル化したオブジェが駅の構内にある。だからどうってことはないんだけど、なかなかファンキー。スキーでも楽しむ人じゃなければ、なかなかこの地に足を踏み込むこともないし、フジ・ロック・フェスティヴァルをきっかけにここに初めて来た人はおそらく、これにびっくり仰天するだろう。特に今回はアメリカでライヴ動員数トップのフィッシュが3日間に渡って演奏するというので、かなりのPhishheadsがこの地にやってくるはずだ。その連中がこれを見てどう思うか... なかなか興味深い
そんな話はさておき、この越後湯沢駅から苗場プリンスまで、とろとろと坂道を走るバスで約45分。一般の乗用車だったら、もっとスピードが出るから30分ほどというのが相場らしいが、フェスティヴァル当日ともなるとかなりの数の車がここを目指して走ってくるに違いない。そうなると、45分では会場にたどり着けないだろう。というより2時間ぐらいを想定している人もいる。そのつもりで心の準備をしていた方が無難だろう。
だからというのではないが、もし初日から参加するのであれば、前日に会場に入ることをお勧めする。今回のフジ・ロック同様、金曜日から日曜日までの3日間繰り広げられるグラストンバリーにしても、ほぼ半数の観客が前日には会場入りすると言われている。そうやって、テントの設営をしたり、前日からフェスティヴァルを楽しむのだが、それが渋滞解消にかなり有効だという話を聞いたこともある。
あるいは、ふつう、人があまり動かない時間帯に移動するのも手だ。実は、今年のグラストンバリーに向けてロンドンから出かけていったのだが、早朝4時に走り始め、会場に入ったのが朝の6時半。早すぎるのは当然だが、おかげで渋滞には一切引っかからなかった。もちろん、こんな早い時間からなにもやってはいないのだが、そのぶん会場でのんびりと休憩することができる。そんな方法も悪くはないだろう。
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さて、バスが会場に近づくと進行方向に向かって右手に見えてくるのが会場だ。(ちなみに月夜野インターからだと会場は見えない。というのは、逆方向から会場に向かうことになるので)これは走っているバスから撮影しているので、それほど鮮明には写ってはいないが、こんな光景が目にはいると、フェスティヴァルはもうすぐそこだ。
このグリーン・ステージは会場の中を流れる川の手前側で、ホワイト・ステージ、フィールド・オブ・ヘヴンは逆側。そのあたりの説明は後にするとして、まずはチケットをリスト・バンドに交換する場所なのだが、それが次の写真の場所。7月24日の段階では、まだまだ具体的な雰囲気はつかめないかもしれないが、ここでリスト・バンドをもらって、それを身につけて会場内に入っていくという寸法だ。

で、そこからまっずぐに伸びた道を進んでいくと、左手に見えてくるのがこれでもかというぐらいに用意された簡易トイレの数々。けっこう半端じゃない数が用意されているんだが、もちろん、これがすべてではなく、会場内の随所にトイレが用意されている。
ちなみに、97年のフェスティヴァルではわずか1日でこのトイレの中に用意されていたトイレット・ペーパーがすべて盗まれて、悲惨な目にあった人もいたと思うのだが、基本的にこういったフェスティヴァルで絶対に忘れてはいけないのがトイレット・ペーパー。はっきり言って、海外のフェスティヴァルではトイレにそんなもの用意なんてされていなくて、トイレに行くときに自分で用意してきたトイレット・ペーパーを持ってはいるのが常識だ。
正直なところ、今年のフジ・ロックでトイレに紙が用意されているのかいないのか、確認してはいないのだが、少なくとも自分の下の世話をするために必要なものぐらい持ってきて欲しいと思う。

さて、そのトイレを左に見ながら、先に進むと(リスト・バンドの交換場所から歩いて10分ぐらいかな?)見えてくるのが送電線を支える鉄塔。そこを左に曲がって行くと、グリーン・ステージに向かう道が見える。これからがグリーン・ステージにつながるエリアだ。
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グリーン・ステージは、本来駐車場として利用されている場所に建てられている。だから、ステージ前の下はコンクリート。これは老婆心かもしれないが、モッシュしたり、ボディ・サーフィンする人は、このあたりを十分考えてやって欲しい。ヘタをして頭から地面(コンクリート)に落ちたら、ヘタをすると大けがをしかねない。擦り傷や打撲だけですめばいいけど、頭から落ちることだけは絶対にさけて欲しい。また、そんな怪我をした人が近くにいたら必ずセキュリティ・ガードに大急ぎで連絡してください。

さて、左上の写真はグリーン・ステージに向かって右側からのもので、これ道がホワイト・ステージに続いている。ちなみに、その右の写真はほぼ同じ方角から撮ったもので、これを見ればわかると思うのだが、けっこう後ろの方からでもステージの演奏が見える。
このグリーン・ステージからホワイト・ステージに向かう道がこれだ。これは川に沿って続いていてる道で、その道の行き止まりに橋が架けられることになっている。この取材をした時点ではまだ橋は架けられていなかったのだが、このルートを通れば両ステージ間の移動は、のんびりと歩いても10分ほどですんだ。もちろん、フェスティヴァルが始まると、ここをかなりの人たちが移動することになり、そんなにすんなりとは動けないと思う。それでも20分もかかることはないだろう。
いつかLet's Get Together Boardで、現地に出かけた人がそんな記述をしていたようだが、それはフェスティヴァル当日にバック・ステージ・エリアとなるルートを通ったときの場合。あのルートだと、確かにそれほどの距離となる。が、それは観客には入れないルートで、出演するミュージシャンやスタッフのために使われることになる予定だ。

24日の段階で、ご覧のように橋はまだ架かっていなかったのだが、変化した模様は現地に入った時点で速攻で取材をして、Fuji Rock Expressというインターネット班のページでお見せすることができると思う。

いずれにせよ、この橋を越えて、1分もしないうちに目に入ってくるのがホワイト・ステージだ。この時点でステージはまだ建て始めたばかりなので、この写真では雰囲気しかつかめないが、ここもかなりの広さ。
で、これからフィールド・オヴ・ヘヴンに向かう道が続いているのだが、それはステージに向かって左側で、Yの字型になった左。その右はバックス・ステージにつながっている。
ちなみに、逆にフィールド・オヴ・ヘヴンからホワイト・ステージに向かったときに入ってくる光景はこんな感じとなる。
ひょっとして、この写真で気がついた人もいるかもしれないが、ステージの向こうに見えるのが越後湯沢から会場に続く道。この道路を走ってきたときにはグリーン・ステージしか目に入らなかったのだが、じっくり見ればこのステージも見えるはずだ。もちろん、そのために車を止めてもらいたくはないし、片道一車線のこの道路でそんなことをしたらパニックになってしまうことは明らかだけど...
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残念ながら、24日の段階ではまだフィールド・オヴ・ヘヴンのステージの設営には入ってはいなかった。本来は左の写真の左側が観客のスペースになる予定だったのだが、ちょっとでも雨が降ると地盤の状態がかなり不安定になることが判明し、ステージの位置を本来の計画とは逆にすることになったとのこと。ということは、ステージがホワイトと同じように越後湯沢から会場への道に向かうような感じになる。
一応、週間予報によると、新潟の30、31日は快晴で、1日は晴れ時々曇りらしいのだが、山間部ということもあり、天気は変わりやすいし、ちょっとした夕立もあるように話も聞いている。少しでも雨が降れば、この「天国」の地盤が地獄のようにもなりかねない。そのたり十分に配慮して足下の用意をしてもらえればと思う。少なくともはき慣れて、履き古した靴、あるいは、どろどろになって処分してもいいような靴が絶対に必要になる。おそらく、フェスティヴァル慣れしている人はゴム長を持ってくると思うのだが、ひとたび雨になればそれがどれほど重宝するか... このゴム長もふつうの靴屋で買えばかなりの金額なんだけど、作業着関係の店ではかなり安くなるようだ。
ちなみに、この天国の様子は会場入りして、コンピュータを設営でき次第、Fuji Rock Expressのページでどんどんアップしていくのでお楽しみに。

さて、上の写真はLevi's New Stage。これは天国とは全く反対側の端っこで、これもこの取材時点ではまだ屋根もつけられてはいない。ここも元々が駐車場だったようで(想像ですが...)下はアスファルト(コンクリート)になっている。ここもモッシュとかやる人は十分に気をつけてください。
広さに関しては写真で見えるとおり、かなりのもので、ここも数千人は詰め込めそう。
ということで、大急ぎで24日に見ることのできた部分を簡単に説明してみました。27日の夜には現場に入り、28日の夜には第一弾の現場レポートを発信できると思うので、以降はFuji Rock Expressページを楽しみにしていてください。
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report and photos by hanasan on the 24th Jul.
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