interview with 近藤智洋 (12nd May '06)
鳴っている音は自分の中にずっとある
- Intro -
待ちに待った近藤智洋のソロ第一弾アルバム『近藤智洋』が6月14日にいよいよリリースされる。ピールアウト解散後、ソロアーティストとして活動し始めて約11カ月。いまかいまかと心待ちにしていた作品がやっと形を成して届けられるのだ。その中身をひと言で表すなら"本気"。自分が歌いたい歌を、表現したい世界を、本気で、ひとつの妥協もせずに、100%詰めこんだ49分20秒。初めて聴いた時のドキドキして心の震えを止められない感触がいまだに忘れられない。
今回「自分の頭の中で鳴っていた音そのまま(インタビュー談)」を形にするために選んだのはバンドサウンド。東京のライヴではおなじみになったメンバー、ドラム:城戸紘志(ユダ)、ベース:工藤佳子(ハバネラ)、パーカッション:ピロ(ex.ズボンズ)と、エレキギターに花田裕之(ロックンロール・ジプシーズ)、山口洋(ヒートウェーヴ)、ヤマジカズヒデ(ディップ、qyb)、ヒサシ the KID(ザ・ビーチズ)の4人を迎え、最高傑作を作り上げた。その音はライヴ感はあるけれど、いつも観ているライヴとはまたひと味もふた味も違う。
自ら「ファーストにしてベスト」と言いきるこのアルバムを、5月27日のワンマンライヴで発売前に全曲聴かせます! という大胆企画までやってしまう。自信があるからこその直球勝負。「口でいろいろ言うより、聴いてもらったほうが早い」という言葉がインタビュー中にでてくるのだが、そのとおり。本気で歌われた歌は聴いた人の中に何かを残す。一度聴いただけで通り過ぎてしまうような薄っぺらい音はここでは鳴っていない。今までファンだった人はもちろんのこと、「ピールアウトも近藤智洋も知らなかった」という人も聴く価値は絶対にあると思う。
"KDTH familiar"というレーベルを自身で立ち上げ制作を決め、この渾身の1枚が完成するまでにはどんな道のりがあったのだろうか? そして発売を目前に今思うこととは?
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interview and photos by wacchy
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2006
Interview : 『鳴っている音は自分の中にずっとある。』:(06/05/12)
『今伝えたいことを、今の声で。』:近藤智洋(06/05/10 @ 下北沢 440)
『多彩な力を感じてほしい』:近藤智洋(06/04/22 @ 三軒茶屋グレープフルーツムーン)
声の続きが観たくなる:コントロール・フリーク!!(06/04/21 @ 吉祥寺プラネットK)
『近藤智洋・ライヴ週間記』 : 下北沢/札幌/旭川/福岡 : 近藤智洋(06/03/16-23 @ Tokyo,Sapporo,Asahikawa,Fukuoka)
photo report:Hariss(06/03/19 @ 旭川カジノドライウ゛)
下北沢のような…、でも間違いなく札幌の空気 : In The Air(06/03/18 @ 札幌スピリチュアル・ラウンジ)
photo report : Tomohiro Kondo(06/03/16 @ Shimokitazawa Club Que)
photo report : Beyonds(06/02/17 @ Daikanyama Unit)
楽しくてカッコいい。それがアンダーステイトメンツだ! : アンダーステイトメンツ(06/02/02 @ 新宿ロフト)
進化するアコースティックイウ゛ェントF.O.V : Focus On Voice Osaka 2(06/01/21 @ Shinsaibashi Club Jungle)
2005
声の表現者 : Focus On Voice Osaka 1(05/10/28 @ Shinsaibashi Club Jungle)
三色音色 : 近藤智洋、花田裕之、古明地洋哉 (3rd Oct @ 三軒茶屋グレープフルーツムーン)
夢うつつ : Jude (7th Oct @ 渋谷AX)
「帰れっ!」て言われても帰らない!! : Lonesome Dove Woodrows @ Shimokitazawa Shelter(5th Oct '05)
笑顔の種をもらった夜 : the castanets (19th Sep @ 下北沢クラブ・キュー)
真っすぐにロックする男達 : Bandwagon (17th Sep @ Shimokitazawa Shelter)
Nobuo Shinohara & Michio Joh : Focus On Voice V (2nd Sep @ Shimokitazawa 440)
photo report : Tomohiro Kondo (2nd Sep @ Shimokitazawa 440)
photo report : Hiroya Komeiji (19th Aug @ Shimokitazawa Club Que)
photo report : DUSK (19th Aug @ Shimokitazawa Club Que)
はじめまして、あふりらんぽ。また会いましょう、あふりらんぽ! : あふりらんぽ (18th Aug @ 下北沢シェルター)
「PEALOUT LAST STAND 響音 最後の狂鳴」レポートを終えて : ピールアウト (1st Jul @ 渋谷クラブクアトロ)
ツアーファイナル、東京。会場に溢れた"Peace,Energy And Love" : ピールアウト (1st Jul @ 渋谷クラブクアトロ)
大阪は最後まで熱かった! : ピールアウト (26th Jun @ 心斎橋クラブクアトロ)
長くて短かった名古屋の夜 : ピールアウト (24th Jun @ 名古屋クラブクアトロ)
photo report : Pealout (24th Jun @ Nagoya Club Quattro)
「ありがとう札幌!」、「ありがとうピールアウト!」 : Pealout (18th Jun @ Sapporo Bessie Hall)
ツアー初日、福岡ラストライヴ。とにかくライヴへ行け! : ピールアウト (11th Jun @ 福岡ドラムサン)
一生忘れられないツアーになった : 激初期衝動シンポジウム ファイナル feat.スロス・ラヴ・チャンクス、ロスト・イン・タイム、 ファック・ユー・ヒーローズ and ピールアウト (29th May @ 下北沢クラブ251)
場所がなければ自分たちで作ればいい : 激初期衝動シンポジウム Vol.5 feat.ロスト・イン・タイム、 ファック・ユー・ヒーローズ and ピールアウト (27th May @ 大阪サンホール)
PUNK=楽しむための音楽 : 激初期衝動シンポジウム Vol.4 feat.ロスト・イン・タイム、 ファック・ユー・ヒーローズ and ピールアウト (26th May @ 名古屋ハックフィン)
超個性派動物園 : focus ON VOICE feat.ジョウミチヲ(DUSK),篠原信夫(the blondie plastic wagon),浜田亜紀子(GO!GO!7188),TOMOVSKY and オンガシューヘイ(understatements (25th May @ 下北沢440)
旅の仲間 : コンドウ トモヒロ (24th May @ 三軒茶屋グレイプ・フルーツ・ムーン)
"想い"を歌にして : POST5 : feat. ハンサム兄弟、GRiP、ザ・ブロンディ・プラスティック・ワゴン (11th May @ 下北沢クラブキュー)
photo report : ザ・ブロンディ・プラスティック・ワゴン : (11th May @ 下北沢クラブキュー)
column : あの歌が聞こえる : ピールアウト (23rd May)
つながっていく"激ロック"という意志 : 激ロック ファイナル : feat. モーサム・トーンベンダー, ジェリー・リー・ファントム, 花田裕之+ウエノコウジ+楠部真也, ズボンズ and ピールアウト (4th May @ 新宿ロフト)
photo report : ピールアウト : (8th Apr @ 渋谷 O-West)
追う者と受ける者が出会う特別な夜 : ピールアウト : (27th Mar @ 下北沢クラブキュー)
特集『コンドウトモヒロ・歌の色』 : コンドウトモヒロ : (21st Jan @ 札幌サウンド・クルー)
暖かな歌 : リサ・ローブ : (19th Jan @ 渋谷クアトロ)
さらに加速度を増すユダのドライヴ : ユダ : (6th Jan @ リキッドルーム恵比寿)
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