buttonInterview with ギー(19th Feb '08)

ギー、再征服

「ふたりのキャラクターが出る曲を作っています」(深沼)
「オレは好きな曲しか書かない」(近藤)


Gheee Gheee
--今回のアルバム『レコンキスタ』はファーストと比べて、ライヴ感が強いアルバムだと思ったんですが、作る側としてはどんなアルバムになったと思いますか?

深沼元昭(Vo.& G.、以下深沼):この作品に入っている曲のほとんどが、最初のワンマンで曲が足りなくて、それに向けて急いで作ったものなんです。ということは、ワンマンをやった9月の時点からすでにバンドで演奏をしているんですよ。その後も新曲は何度もやっていたので、レコーディング前にそれだけライヴでできたというのが、そういった感触に繋がる要因になったと思います。

近藤智洋(Vo. & G.、以下近藤):単純にファーストはライヴやる前に作っていて。去年の5月からライヴが始まって、たくさんステージに立つことで、バンドとしての成長もあったと思う。そういう経緯があってからのレコーディングだったから、ライヴ感は自然に出たんじゃないかな。

--深沼さんはギーを始めるとき、「ソロとは違う音楽筋肉を使いたかった」と言っていましたよね。筋肉って使うと大きくなると思うんですが、ファーストとセカンドの間で一番大きくなったところはどこですか?

深沼:歌ですね。

--自分の歌ですか?

深沼:自分の歌が良くなったとかどうとかではないです。ギーはツイン・ヴォーカルというのが、バンドのキャラクターとして大事な要素だと思うんです。ツインである必要性とかおもしろさがなくなると、大きな魅力を失ってしまう。だから、近藤智洋というヴォーカリストが真ん中にいて、そこに自分が入って歌う、歌詞を書く、近藤さんとオレのキャラクターがよく出る曲を書く。バンドのキャラクターに繋がる、そういったことすべてにおいて以前よりも自覚的にやるようになりました。近藤さんが歌い、僕が歌う、ギーというバンドに対する向き合い方が濃くなった。

--近藤さんも曲を書くときは深沼さんが歌うことを意識して書くんですか?

近藤:オレはどっちかっていうと意識的に考えないようにしてるんだよね。深沼くんは曲を書くときにオレの歌をイメージしてくれていたり、いろいろ考えてくれてるから、逆にオレは好き勝手やってるほうがいいかなって。真ん中に立って歌わせてもらっているし、その立ち位置とかヘンに考えちゃうと、こじんまりしちゃう気がするんだよね。曲を書くときは、オレはもう好きな曲しか書かない(笑)。そのほうが、バランスがいいよね。

深沼:それを受けて、オレは近藤さんが好きに歌って好きに曲を書いて、というところが、バンドの一部として一番光る形を考えています。

--そこらへんはプロデューサー業ですね。

深沼:そうですね。でも、自分が全体を統括しているというわけではなく、4分の1としてやっているんです。それぞれがギーをプロデュースしていると思うから。オレがいろんなことをやるのもプロデュースだし、近藤さんがやらないのもプロデュース。ひとりひとりが自分のスタンスを決められるから、こういうバンドが成り立っているんだと思います。

近藤:オレの場合はライヴが大きくて。やるたびに立ち位置とか見え方とか意識するようになっていった。自分のスペースがこれだけある、じゃあ、もっと動いたほうがいいとか、もっと好き勝手やったほうがいいとか。それがオレのプロデュース方法かな。

--今回、近藤さんと深沼さんふたりのクレジットが入っている歌詞がありますが、あれもツイン・ヴォーカルを意識したひとつなんですか?

深沼:あれは自分が歌うパートを作っている感じです。基本的にオレの歌詞は、ほとんど語呂なんですよ。1曲目の"Runaway Pigeon Bus"だったら「ラナウェ〜」てフレーズを思いついちゃったから、「あとは近藤さんなんとかしてください!」みたいな(笑)。一応歌詞はつけているんですけど、意味はまったくない。ただ、めちゃくちゃな言葉なんだけど、「〜プレイ、〜ウェイ」とかちゃんと韻は踏んでいて、発音の感じとかは「ここにこういう発音がくるんです!」と伝えてあって。あとは、大体のキャッチコピーだけ考えて、あとお願いします、と(笑)

近藤:でも、明確なキャッチコピーがバッとあるから、オレはそこから膨らんだイメージを書けばいい。オレも歌詞を作るときはめちゃくちゃ英語からだから、そういうところからストーリーを膨らませるのは得意なんだよね。自分が書くときも、最初にでてきためちゃくちゃ英語にも意味があるのね。リズムだったり、言葉の詰め方だったり。そういう部分は崩したくないから、最初に送ってもらったフレーズを結構そのまま使ってる。

--"Runaway Pigeon Bus"を1曲目にもってきたのは、やはり自信作だからですか?

近藤:一番ギーのおいしいところが出てるからかな。深沼くんが歌ってオレが歌って、リズムもいろんなものを使っているし。

深沼:あの曲ってBメロからサビにいくにしたがって、テンポが上がっているんですよ。でも、最初それをリズム隊のふたりに伝え忘れていて。でも、リハーサルの時に、自分が歌いながら早くしていったら、何も言わなくてもちゃんとみんなに通じていた。そういうところで、すごくバンドになったなと実感しています。

==>Part.2

"Reconquista"ツアー

4月2日:下北沢クラブ251
4月4日:京都MOJO
4月5日:大阪・福島ライヴスクエア・2ndライン(ワンマン)
4月6日:名古屋クラブ・ロックンロール(ワンマン)
4月11日:札幌スピリチュアル・ラウンジ(近藤、深沼の各々ソロの弾き語り)
4月12日:札幌スピリチュアル・ラウンジ
4月13日:旭川カジノ☆ドライヴ
4月19日:仙台マカナ
5月8日:鹿児島SRホール
5月10日:福岡ドラム・サン
5月18日:代官山ユニット(ワンマン)
*詳細はオフィシャル・サイトでご確認ください。

interview by wacchy, photos by hoya


Intro / 1 / 2 / ヤナ&ヒサヨ
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Gheee
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The new album

GHEEE
"Reconquista"
(DVD付初回限定盤)
(通常盤)
(12th Mar.'08 on sale)

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