Interview with ア・フラッド・オブ・サークル
おはようございます、ア・フラッド・オブ・サークルです
- part4 : 未来 -
ステージ上のギラギラした存在感から一転、普段の4人はまるで別人のようにのほほーんとした好青年だ。今回のインタビューも、終始和やかな雰囲気で行われた。慣れない取材に少し緊張しながら、質問をひとつひとつ吟味して丁寧に答えてくれる姿には、ルーキーっぽさが漂う。
そのあどけなさの中に、時折ビック・マウスが顔を出してドキッとさせられる。でもそれは嬉しい驚きで、フラッドのそうやってワクワクさせてくれるところが好きだ。彼らなら大きなことをやってのけるに違いないという期待と興奮が私たちを包む。ア・フラッド・オブ・サークルが見据える未来は、果てしなく広がる。もっと高く、もっと遠くへ……。やっぱりこいつら、タダ者じゃないっす。
-- 今後、ア・フラッド・オブ・サークルはどんなバンドになっていきたいですか?
佐々木:ひとつの目標としてみんなで言っているのは、毎回すごいライブをできればということですね。まずはライブ・バンドとして完璧でありたいです。自分たちのスタイルで成り立つものをどんどん出していきたい。見せ方とか音とか、様々な角度からレベル・アップしたいなっていうのがあります。
岡庭:ライブももちろんですけど、曲に関しても、積極的に新しいことにチャレンジしていきたいと思います。たとえいろいろやったとしても、ア・フラッド・オブ・サークルのカラーを欠かすことはない、王道からそれることはないという自信があります。
-- これからの活躍がますます楽しみです! では、今のはノーマルな答えとして置いといて、でっかい野望をドカーンとぶち上げてください。
佐々木:僕はローリング・ストーンズになりたい! 65歳までアリーナの端から端まで走れるバンドってすごいですよ。彼らのように、ずっとロックン・ロールしていかないと、と思いますね。ローリング・ストーンズこそが一番生きているバンドだと思うので、目標です。
岡庭:ちょっと個人的な話になって申し訳ないんですけど……「スーパー・ギタリスト」になりたいです! 「スーパー・ギタリスト」と呼ばれている人たちは、やっぱり特別で、強烈な存在感を放っていると思うんですよ。俺は、そういう「スーパー・ギタリスト」の一人になりたいです。
-- 最後の質問です。ア・フラッド・オブ・サークルの音楽を届ける相手をイメージした時、どんな人が一番に思い浮かびますか?
佐々木:同世代かな。
岡庭:うん。あと中高生も。
-- それはなぜ?
佐々木:僕たちの音楽は、よく「渋い」と言われますが、そこだけを面白がってほしくてやっているわけではないんです。もちろん、「渋いところがいい」と思ってくれる人がいれば、それはそれで嬉しいけど。でも、21〜22歳の自分たちには、今のこのタイミングでしか出せないメッセージというのがあるはずです。大人が聴いたら「若いな」と思うようなことかもしれないけど、別にそれで構わない。今の僕たちのメッセージを、同じ世代の人に受け止めてほしいと思います。
岡庭:やっぱり、自分が中高生の時に熱くなった音楽みたいになりたいっていう気持ちが大きいですね。自分が影響を受けたように、誰かに影響を与えたい。中高生の頃って、本当に純粋に「なんだこいつら」って感じで音楽を聴くと思うんです。僕たちの音楽も、そんな感じで聴いてもらえたらって思います。
インタビューを終えて雑談をしている時、ふと、「順調すぎて不安になることはないですか?」と尋ねてみた。佐々木と岡庭は顔を見合わせ、こう答えてくれた。「よく"順調ですね"って言われるけど、自分たちでは特に何も思っていません。“順調”がどういうことかもよくわからないし、しょっちゅうテンパっていますよ。今はただ、俺たちにできることをやるだけです」。
自分たちの秘めた可能性を知ってか知らずか、フラッドは実に地に足のついた活動をしている。それは決して派手ではないが、確かな歩みだ。
2人によると、フラッドのイメージ・カラーは「赤」と「黒」。彼らの「華やかさ」と「誠実さ」を指す、とても適切な色だと思う。ア・フラッド・オブ・サークルは、8月22日から新たなツアーに出る。「赤」と「黒」の閃光が各地を駆け巡り、フラッドの鳴らす「王道」の「ロック」が一人でも多くの人の耳に届くことを願って止まない。
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interview by satori & jet-girl and photos by sam
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mag files : A Flood Of Circle
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