トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ (Toots and The Maytals) @ ウェスト・ホルツ in グラストンバリー・フェスティバル 2010.06.27

ザ・ベスト・オヴ… 伝説のファンキー・レゲエ&スカ満載ライヴ
フォト・レポート – トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ @ ウェスト・ホルツ in グラストンバリー・フェスティバル 2010.06.27

Toots and The Maytals
Toots and The Maytals
Toots and The Maytals
Toots and The Maytals
Toots and The Maytals
Toots and The Maytals
Toots and The Maytals
Toots and The Maytals
Toots and The Maytals
Toots and The Maytals

 なんでも1945年生まれだというのがトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズの顔でリード・ヴォーカルのトゥーツ・ヒバート。今年で65歳となるんだが、ジャマイカで生まれたスカの巨人達が少しずつ姿を消していく一方で、ばりばりの現役であると同時に、全く衰えることない全盛期のような迫力を見せつけてくれるとは… 想像もしていなかった。

 おそらく、スカ・ファンだったらご存知だろう、1964年にニューヨークで開催された万博にジャマイカが『出展』したのがスカだった。それを記録した映画が『This Is Ska(ディス・イズ・スカ)』。すでに入手困難となってしまったこの作品のDVD、あるいはブルーレイ化を期待したいんだが、ここに記録されていたのがトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズやジミー・クリフ、プリンス・バスターの若かりし頃の勇姿だった。You Tubeあたりでさわり程度はみつけることができるんだが、このとき、トゥーツは19歳だったことになる。まだ健在のジミー・クリフは2年前に同じ場所で見ているんだが、ご存知の方も多いだろう、あの映画で同じステージに立ったもうひとり、1938年生まれのプリンス・バスターは病床にあると聞いている。その他にも、すでにザ・スキャタライツのジャッキー・ミットゥやトミー・マクック、ローランド・アルフォンソから、スカのゴッドファーザーと呼ばれたローレル・エイトキンなどが他界し、世界にとてつもない影響力を及ぼすことになったジャマイカ音楽の創始者達の演奏を生で体験できる機会がどんどん少なくなっている。

 そんななかにあってこの日、トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズを生で体験できたことがどれほど幸せだったか。しかも、ザ・スペシャルズやザ・クラッシュといった、世代を超えて圧倒的な支持を受け続けるバンドの数々にカバーされた名曲のオリジナルが目の前で展開するのだ。「プレッシャー・ドロップ」や「モンキー・マン」で超満員に膨れあがったアリーナが巨大なダンスホールとなったのは言うまでもないだろうし、「54-46」でおなじみのコール&レスポンスが展開したのも想像できるだろう。

 なにはともあれ、スカからレゲエの最もダイナミックな勢いを感じさせたのが彼らのライヴ。数々のバンドを見たなかで、自分にとって今年のベスト・アクトは間違いなく彼らだった。まだまだ元気なうちに、なんとか来日して、この圧倒的なステージを見せてくれることを切に願う。

Share on Facebook

Information

Photos:
Koichi "hanasan" Hanafusa
hanasan@smashingmag.com
Web Site / Blog / Facebook / twitter
Koichi "hanasan" Hanafusa's Works

Write a comment