チップ・テイラー(Chip Taylor) @ 東京コットンクラブ 2011.01.23

名曲「ザ・ワイルド・シング」の作者、チップ・テイラーが初期ヴァン・モリソンのギタリスト、ジョン・プラタニアを伴って初来日
フォト・レポート @ 東京コットンクラブ 2011.01.23

Chip Taylor
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 ザ・トロッグスで大ヒットを記録し、後にギターに火を付けたジミ・ヘンドリックスのヴァージョンでおなじみの名曲、「The Wild Things(ザ・ワイルド・シングズ)」を作曲したシンガー&ソングライター、チップ・テイラーが初来日。全国5箇所で演奏が繰り広げられるんだが、その初日の様子が今回のフォト・レポートだ。

 あのヒット曲のイメージや、かつてギャンブラーだったという逸話もあって、ロックなライヴを見せてくれるのかと思いがちなんだが、かつてヴァン・モリソンのギタリストとして活躍したジョン・プラタニアとヴァイオリンとヴォーカル、ケンドル・カーソンとのトリオによる演奏は、もっとフォーキーなニュアンスを感じさせるものだった。

 曲を紹介するように、いろいろな逸話が語られるんだが、それが実に面白い。彼が若かった頃、いわゆるブラック・ミュージックが全く受け入れられなかった時代の話や、兄弟である俳優、ジョン・ボイト(名作『真夜中のカーボーイ』でおなじみの名優で、これが当時の宣伝映像)も絡んだ逸話も登場。あるいは、マーチ・ルーサー・キング牧師の暗殺を自ら予言したとされる名演説、『I have seen the promised land(私は約束の地を目にしている)』から歌につながっていったりと、彼の語りがまるで歌の一部のように響くこともあった。

 実を言えば、それがあまりに面白くて、その話を全てここに書き残しておきたいんだが、それは実際のライヴでお楽しみいただく方がいいに決まっている。野暮はなしです。いずれにせよ、知的でリベラルな彼の思いが歌に色濃くにじんでいたことが嬉しい。

 また、この日は、招聘元の麻田浩氏がプロデュースを手がけているというチハナがゲストで登場。(かつてレポートしたリスペクトのライヴにゲストとして登場している)麻田氏の依頼を受けて、彼女のために書いたという「ギター・ガール」を初めて一緒に演奏するなど、おそらく、25日の横浜公演でも同じ光景が見られるのではないかと想像する。

 いずれにせよ、滅多に日本では見られないだろうアーティスト。お時間があれば、ぜひチェックしていただければと思う。

ツアー・スケジュール

1月25日(火)横浜 サムズアップ
1月26日(水)名古屋 TOKUZO
1月27日(木)大阪アナザードリーム
1月28日(金)京都 磔磔

詳細はこちらで確認できます。

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Koichi "hanasan" Hanafusa
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