レディオヘッド (Radiohead) @ パーク・ステージ in グラストンバリー・フェスティバル 2011.06.24

40周年を超える、次の40年へ。スペシャルを超えたスペシャル・ゲスト
フォト・レポート – レディオヘッド @ パーク・ステージ in グラストンバリー・フェスティバル 2011.06.24

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 毎年グラストンバリーで気になっていたのが、スペシャル・ゲストの豪華さ。毎回、ヘッドライナーでもおかしくないミュージシャンが、比較的小規模なステージに登場するという奇跡的な事件が起こると聞いていたからだ。昨年もトム・ヨークがソロで登場し、大きな話題をかっさらっていったことが、強く頭に残っていた。だからこそ、この日と翌日のスペシャル・ゲストは、とても楽しみにしていた。

 その初日のスペシャル・ゲストが、レディオヘッドとは… 信じられないことだった。昨年のソロから、今年はバンド・セットでの登場。さらに、新作『The King of Limbs』発表後初のライブであり、直前には新作のPVが発表され、そこには2人のドラマーがいたという。その映像を直接見てはいなかったが、この日のスペシャル・ゲストとしての登場は、大きな事件になる、そう確認しながら会場に向かった。

 すでに会場は多くの人で埋め尽くされ、メンバー登場を待ちこがれている。メンバーが登場すると、怒号のような歓声が沸き起こり、スピーカーの上に立ったトム・ヨークが深々と頭を下げる裏で、見慣れないメンバーが視界に飛び込んでくる。2台セッティングされていたドラム・セットの一方に座る、眼鏡でスキンヘッドの男性。先日の新曲PVで姿を見せたドラマー、クライヴ・ディーマーだ。ポーティス・ヘッドのサポートなどで知られる彼が、6人目のメンバーとしてステージに立っていた。このステージを見ているすべての人が、新生・レディオヘッドの目撃者となったことになる。一曲目はクライブのカウントで、重量級のベースとビートが刻まれていく『ロータスフラワー』。図太いビートをバックに、マラカスを持ちながら踊るトムの姿が、PVに重なるよう。ツイン・ドラムとなって強化された重低音が、トムの儚いボーカルを際立たせていた。

 過去の曲も含めながら、新作からの楽曲を多く披露したこの日のお披露目ライブ。今から思えば、事件としか思えない。まさかこの場でレディオヘッドを見ることになるなんて、夢にも思わなかった。グラストンバリーが持つ驚異的な魅力の一つを目の辺りにし、脅威すら感じたステージだった。

ユー・ツー (U2)

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Photos:
Yoshitaka Kogawa
yoshitaka@smashingmag.com
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