フリート・フォクシーズ (Fleet Foxes) @ 新木場スタジオコースト 2012.1.20

ツアー・ファイナル。見事に駆け抜けた初来日の日々
フォト・レポート @ 新木場スタジオコースト 2012.1.20

Fleet Foxes フリート・フォクシーズ
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 ついにフリート・フォクシーズの初来日ツアー・ファイナル。大阪と名古屋での公演も好評で、最後の夜は東京、新木場スタジオ・コーストである。

 新木場の駅に降り立って会場へと向かう道、おそらくオープン直前の時間帯であったが、目的地は一緒なのだろう、多くの人が同じ方向に歩んでいた。若いカップル、初老と呼んでも差し支えのない中年から外国人の姿もちらほら、なかには仕事帰りであろうスーツに身を包んだ青年までいた。これだけ幅広い層を惹きつけるバンド、期待せずにいられない。

 フロアに入るとまず目に飛び込んできたのは、ステージ後方に映し出されていた、船の浮かぶ港の映像。彼らの音楽を最初に聴いた時、真っ先に思い浮かべた音楽はザ・フーのアルバム『トミー』だ。どこか爽やかかつ牧歌的で物語を感じさせるところがそっくり(実際のところあの物語は陰鬱だけど)だと、すぐに夢中になった。かの物語は最初に主人公が産まれるところから始まったと記憶している。この日のライブは彼らにとって、何か新しい「誕生」や「船出」を意味するものなのだろうか?(この時点でまだドラムスのジョシュ・ティルマンの脱退を知らず)などと色々と勝手な妄想をしていると、ほぼ定刻どおりにライブは始まった。

 期待どおり、幾重にも重なる音に包み込む様なコーラス、最高である。前半は柔らかな印象の曲から始まり、中盤にかけて勢いのある曲とともに盛り上げていく構成もすばらしい。なにより印象的だったのが、ステージ開始と共に切り替わったバックの映像。幾何学的な模様が次々と姿を変えて映し出されていたのだが、なんと同時に雪の降るような映像も加わっていた。この日、東京で初雪が降ったのは、会場にいた誰もが周知の事実であり、これが意図的な演出なのかどうかは定かではないのだが、とても「ニクいな」と思った。

 スタート直前にはまだスペースに余裕のあったフロアも、開始後10分も経てば、人で身動きがとれないようになっていた。身体を揺する者、眼を閉じる者、楽しみ方は人それぞれだったが、この場にいた誰もが至高のひとときを過ごしていたように思う。途中、MC時に突然フロアから「Welcome to Japan!」と声があがり、それに対して「Thank you!」と応える場面も。次にまた「Welcome!」と言える日が、待ち遠しいものである。

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Koji Chikazawa
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