ジニー・オップス – 「その先に見えるもの」

CDリリース、メンバー脱退、SXSW2010出演決定
インタヴュー 「その先に見えるもの」 2010.03.04

Jinny Oops!
左より、普天間瞳(Dr.cho)、石橋光世(Gt.Vo)、石田千尋(Ba.cho)

 初めてのミニ・アルバム発表から、突然のメンバー脱退、そして、SXSW(サウスバイ・サウス・ウェスト)出演決定など、めまぐるしい変化の波に包まれているのが、大阪は堺で活動するガールズ・バンド、ジニーオップス(Jinny Oops!)。渡米直前の忙しい時に、彼女たちに話を聞いた。
–まずはバンドの紹介を簡単にお願いします。

 初めまして。スマッシング・マグをご覧のみなさん。ジニーオップスです。うちらは大阪の堺で2002年に結成して、大阪を中心にライブ活動をしています。全国を転げ回っているガールズ・ロック・バンドです。

— アルバムのリリースとSXSW2010出演決定おめでとうございます。先日発売した『イート・ユア・ブレイン』のレコーディングについて話していただけます?

 レコーディングはジニーオップスとして初めてのアルバム制作だったので、知らない事が多かったです。レコーディングに際して良いモチベーションを保つのが、ほんまに大変やった。うちが行き詰まった時に、それを聞きつけた音楽仲間が大勢でレコーディングスタジオに駆けつけてもらって。あと沢山、甘いもんを食べたり、メンバー全員で踊ったりして気分を変えながら臨むことができた気がします。

— メンバー脱退されましたが、どんな心境でしたか?

 5人でのレコーディングが終わった時に脱退したメンバーから、具体的な話を聞いて、5人で何度も顔を突き合わせて話し合いました。もうその時にはSXSWの出演が決定していて、一体、うちらどうなるんやろ。という気持ちでいっぱいやった。不安で仕方なかったし、解散することも議題にはあがりました。0か100かって感じでした。

–メンバーが3人になってもSXSWに出演すると決断したのはどうしてですか?

 SXSWは誰でも出れるショーケースでもないし、出演したいバンドなんて探せば山ほどいると思うんですよ。インターネットで音源を送って、それで合格メールが英文で届いた時には飛び上がるほど嬉しかった。アメリカでも、うちらの音楽って受け入れられるんやって。誰が決定させたのかはわからないけど、合格は確実に心に届いた証明のようやった。SXSWは大きい経験やと思うし、どこまで海外で通じるのかも試してみたいって気持ちが大きくなりました。背伸びしなくていいんです。ただ3人で等身大の音楽ができればと思うんです。海外でライブをするにあたって、やらなあかんことが膨大に増えて困惑したんやけど、今はそれらが自分ら支えになっていることを実感してる所です。

–SXSWではどんなことをしたいですか?またSXSWにはどんなイメージを抱いていすか?

 大阪にはミナミホイールというSXSWをモデルにしたショーケースがあるんですが、そのミナミホイールには2008年に出演しました、それのアメリカ版やと考えていました。SXSWを調べれば調べるほど、規模の違いにびっくりしています。ステージが多い。どんなことしたいかと言われると答えれないほど多いのですが、自分が好きなミュージシャンが出ているのでそのライブを一つだけでも見たいと思っています。

 きっとそんな時間が全くないんですが10日滞在をして9本のライブを予定してます。空きの一日は、東海岸から西海岸への移動で、ほんまに忙しいスケジュールや。

–最後に一言、お願いします。

 この半年間に色んな事が起りすぎて、すごく強くなった気がします。うちらに降りかかってくる全てのことに対して、ワクワクしているという気持です。アメリカのツアーで色んなことを経験すると、きっと音楽的にも人間的にも成長できる気がします。ツアーファイナルでの堺でのライブを楽しみにしててくださいね。では行ってきます!

–ありがとうございました。


 彼女たちはアメリカに渡り、一体どのようなパフォーマンスを見せてくれるのだろう。泣いても笑ってもあと10日あまりで、アメリカでのステージが待っている。その表情からは期待と不安が入り交じっていた。SXSW(サウスバイ・サウス・ウェスト)やUSツアーを経験して、大きく成長して帰ってくることだろう。

Jinny Oops!

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