オゾマトリ(Ozomatli) @ レディオ・デイ・ステージ in サウスバイ・サウスウェスト 2013.03.16

なんと1日5本のライヴでオースティンを駆け抜ける
フォト・レポート – オゾマトリ @ レディオ・デイ・ステージ in サウスバイ・サウスウェスト 2013.03.16

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 1回のSXSWで何度演奏するか… 出演するバンドやアーティストから、そんな話をよく耳にする。ご存じのように、SXSWを目指して世界中から集まってくるのがプレス関係者やプロモーター、レコード会社に音楽出版社といった業界関係者。もちろん、無数の音楽ファンがその筆頭で、彼らに対してにいかに効率よくアピールできるかを考えなければいけない。ミュージシャンも大金をはたいてオースティンまでやってくるのだ。わずか1回のショーケース出演では全く割が合わないのだ。

 以前、ベルギーかフランスのバンドが、わずか20人ほどのオーディエンスを前に「SXSWは俺たちの金をぶんだくっている」とステージでわめいていたんだが、逆に言えば、自分たちで何の努力もしていないということなんだろう。あくまでSXSWは場を提供するのであり、それをいかに効率的に使うか… 全てはそれぞれのバンドにかかっているのだ。だからなんだろう、オースティンに滞在している間に、どれだけ多くのライヴをこなすかが話題となる。昨年だったか、その最高記録を作ったのが、すでにマグではお馴染みのピーランダーZではなかったかと思うのだが、確か昨年は10回以上の演奏をしたんじゃないだろうか。そのピーランダーZのオースティンでの人気はいうまでもないだろう。

 が、今年のオゾマトリはすごかった。オースティンに乗り込むやいなや、ラジオ放送が絡んだこのライヴを始め、なんと5本のライヴをこなして次の町に移動したというのだ。しかも、一般的に反応が冷たいプレス向けでも、初っぱなからオーディエンスを席から立たせて踊らせている。全く手抜きなしのライヴなのだ。まるで音楽のハリケーンがオースティンを駆け抜けていったかのような騒ぎと言ってもいいだろう。実は、この日の最終公演も見ているんだが、6番街沿いの店からはみ出しそうなほどぱんぱんに集まったオーディエンスの前でパーティー・バンドの本領発揮。とんでもないお祭り騒ぎを見せてくれた。前回か、前々回か、例によって彼らがオーディエンスを連れて会場の外に連れ出して、深夜の2時を過ぎても演奏をやめなかったからと、警察に逮捕されたという前歴を持っているんだが、さすがにそれには気をつけていたようで、そこまでの事態には及んでいない。

 今回は現在レコーディング中だという新しいアルバムからのトラックも演奏してくれたんだが、どこかでマヌ・ディバンゴを思わせるアフリカ的なビートを感じさせるものが印象に残っている。が、どう転んでも素晴らしいのはセルフ・タイトルで発表されたデビュー・アルバムからの曲の数々。ここにこそオゾマトリのエッセンスが凝縮されているように思える。

–>プリティー・リトル・デーモンズ

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