テラカフト (Terakaft) @ バンガロー in サウスバイ・サウスウェスト2013.03.14

テキサスに響く砂漠ロック
フォト・レポート – テラカフト @ バンガロー in サウスバイ・サウスウェスト 2013.03.14

Terakaft
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 SXSWの醍醐味のひとつは、未知との遭遇だろう。なにせ世界中から、自らをアピールしようとユニークなバンドが集まってくる『音楽見本市』的なるものが基本的なコンセプトなのだ。といっても、集まってくるバンドやアーティストの数が半端なく多い… というので、『何を見るべきか』と、頭を抱えることになるのだが、今回そそられたのがこのテラカフト。SXSWの公式サイトで、日本にもやってきたことのあるティナリウェンの名前が目に付いたのがその理由だろう。

 調べてみると、ティナリウェンのオリジナル・メンバーだったSanou Ag Ahmed(サノウ・アグ・アーメッドと読むのだと思います)が結成したバンドで、後に、もうひとりのオリジナル・メンバー、Liya Ag Ablil(リヤ・アグ・アビル)がここに合流していると伝えられている。マイ・スペースのバイオをチェックすると、パーカッションがメンバーとして名を連ねているんだが、ライヴに姿を見せたメンバーは3人。民族衣装を羽織ったギター&ヴォーカルが二人にラフなスタイルのベースといった構成。実にシンプルなのだ。

 が、ひとたび彼らが演奏を始めると、会場の空気を一変させてしまうほど存在感ある独特のサウンドがオーディエンスを包み込む。ティナリウェンのように大所帯ではないのだが、二人のリズム・ギターと濃厚なベースから放たれる分厚いサウンドが独特のグルーヴを生み出しているのだ。最新作『ノーマッド』を発表したボンビーノがロック的なアプローチを見せているのに対して、こちらはもっとルーツ的なのか?とはいっても、ドラムレスなのに強烈なリズムも感じる… と、不思議な体験をすることになるのだ。

 ちなみに、オゾマトリが満杯の小屋でオーディエンスを熱狂に包み込んだショーが終わった直後、その外のパティオで演奏を始めたテラカフトに遭遇したのが16日。最初の出音でテキサスはオースティンから一気にサハラ砂漠まで持って行かれたように思えたものだ。恐るべきバンドです。

–>ザ・ポリフォニック・スプリー

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