ウィルコ・ジョンソン(Wilko Johnson) @ 渋谷クラブクアトロ 2014.03.10

もっとも危険なギタリスト、生き様を見せる
フォト・レポート @ 渋谷クラブクアトロ 2014.03.10

ウィルコ・ジョンソン
ウィルコ・ジョンソン
ウィルコ・ジョンソン
ウィルコ・ジョンソン
ウィルコ・ジョンソン
ウィルコ・ジョンソン

 2013年にウィルコ・ジョンソンと別れを告げ、もう彼を見る事は出来ないと思った人がどれだけいただろう、渋谷クラブクアトロはそんなお客さんを満員にしていた。

 待ちこがれた反動か、いつもの出で立ちで登場すると一気に客席から歓声が上がった。所狭しと動くキレの良さ、鋭い眼光、全てが変わらず今までのままで期待で胸が躍る。ときおりベースのノーマン・ワット・ロイと目配せしては笑顔になり楽しそうに演奏をする姿は見ていて幸せになる場面だ。おじさま3人の演奏とは思えないほど、常にエネルギーに満ちたステージングで客席は彼が動くたびに歓声が沸き全員がその時間を一体となり楽しんでいて印象的だ。

 思えば、宣告を受けたのは2013年1月。数ヶ月と言われた余命は既に一年を経過している。一年といえば何でもないように思うが、彼にとってはとても長いだろう。そんなことすら忘れてしまうように1時間15分の演奏を休むことなくやりきった。

 フロアーに向けてギターをマシンガンを撃つように構え、お客さんはそれに答える。そんな光景が「最後」といいながら、またいつか見せてくれることを願うばかりだ。

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Taio Konishi
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