レイチェル・ダッド(Rachael Dadd) 「家族と母がフォークソングに注いだ新しい力」

Part2:レイチェル流ツアーの作り方
インタビュー:「家族と母がフォークソングに注いだ新しい力」Part 2:レイチェル流ツアーの作り方 2014.12.07

Rachael Dadd

−(初めてインタビューした時のスマッシング・マグの記事を見せる。)(2008年のインタビューはこちら)
 これは私たちが初めてインタビューさせてもらった2008年のものです。この時のことを覚えていますか?  
 
レイチェル(以下:R)ワーオ。若い(笑) このインタビュー覚えているわ!(頭に乗せているカラスのぬいぐるみを見ながら)この写真撮る時いろいろ探したのよね。すごく楽しかったわ。

Q : 2008年の初来日から、コンスタントに来日されていますが、今回は何回目の来日になりますか?

R : もう数えられないわ。UKやヨーロッパよりも日本をツアーしている回数の方が多かったもの。いまはUKに住んでいて育児をしながらの音楽活動をしているけど、その前は基本的に1年に2回日本をツアーしていたと思うわ。いつかは日本に住んでみたいけど、今はまだわからないわ。

Q : 初来日はソロで、その後はケイト・ステイブルズとのユニットであるホエール・ボーン・ポリー、ウィル・ニューサム(ウィグ・スミス)、そして、大親友でもあるロジィ・プレイン、ここ数年は家族で日本でのツアーをしていますね。ライブの場所や手配はどうやっているんですか?

R : 日本の知り合いにお願いしてるわ。以前は、自分自身でライブをオーガナイズしたんだけれど、それはもう大変だったわ。川手直人さん始め日本の知り合いが色々手配してくれて、ここ4年くらいはイチが基本的にやってくれているわ。でも、すごくハードなことよね。日本の人はきちんとオーガナイズしようとしてくれるから、何度もメールのやり取りをしているの。

Q : 日本国内を回る時の交通手段はどうしているのですか?

R : 今は車ね。私もイチもいろんな楽器を使うし、イチは大きくてかさばる楽器があるでしょう。息子もいっしょだから車で移動しているわ。運転は好きじゃないのだけどね。一番好きな移動手段は電車ね。人々とふれあって、車窓を眺めながら地方へ行くのは楽しいわ。今はそれができなくて残念。でも、車でいいこともあるわ。温泉へ行ったり海岸線を見ながら移動したりできるから。イチは温泉大好きなのよ。私も温泉が好きになって息子も今やビッグ・オンセン・ファンよ! 私には温泉は熱すぎて長くは入っていられないけど。

Q : 大きなバンで回っているんですか?

R : それほど大きくない車よ、低燃費の。3人だからそれほど大きい車の必要はないの。

Q : ツアー・スケジュールの中に「松山・木村邸」というのがあったんですが、ここは普通の民家なんですか?

R : 人が住んでいる家ではなくてヴェニューよ。古い家(古民家)でカフェやレストランもやっていて着物の女性が切り盛りしていたわ。松山にはアーティストやミュージシャンのコミュニティがあって住んでみたいと思っている土地のひとつね。
(ご参考:http://www.kimuratei.com/)

Q : そうやって日本各地をツアーしていると、色んな場所でコミュニティができているのかもしれませんね。あなたがパフォーマンスをする場所はどこも特徴があるのですが、どうやってその場所を見つけるんですか?

R : さっきも言ったように、今は日本ツアーはイチがブッキングしているのだけど、彼が10年くらい前から日本全国各地を回ってパフォーマンスをしていて、そうするうちにアーティストやヴェニューの人たちやカフェのオーナーなどと友達になっていって、どんどん輪が広がっていってパフォーマンスする場所ができたのね。とても独特なやり方よね。そうやって輪が広がるのはいいことだわ。今は息子が小さくてツアーを楽しんでいるけど、もっと大きくなったら「もうツアーはやめて!」と言いださないかしら。

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Text:
Kuniko Yoshikawa
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