ザ50回転ズ @ 下北沢シェルター 2015.05.10

暑くてかなわんわ
テキストレポート「暑くてかなわんわ」 @ 下北沢シェルター 2015.05.10

50回転ズ

 暑かった。

50回転ズ いろんな意味で熱いライヴだった。5月、日中は夏かと思うくらい気温が上がったけれど、夜になって風が強くなり少し肌寒くなった東京。下北沢シェルターは満員だった。あとからきた人は、階段から降りれず、トイレにたどり着くことすらできないくらい人が詰まっていた。そこへきてバンドがステージで暴れまくり、フロアのお客さんたちもそれに応えて暴れまくっていたので、場内の気温はどんどん上がった。

 20:30ころ、大音量でドクター・フィールグッドの「ライオット・イン・セル・ブロック・ナンバー9」がかかりバンドが登場する。

50回転ズ まずは「ロックンロール・マジック」「いけないビート」とロックンロールなんだけど、ポップなメロディを持つ曲で始める。ドリーがリード・ヴォーカルをとる「ハートブレーカー・ブルース」と続ける。その盛り上がりの最中、フロアのお客さんたちをふたつに分けてダニーはギターを持ってフロアに降りてギターソロを弾く。もみくちゃにされてステージに担ぎ戻されたダニーは「チューニングがめちゃめちゃやないか」と笑わせる。

50回転ズ ボギーがリードヴォーカルをとる「エイトビートがとまらない」、初期の作品「乞食の大将」、迫力のスカである「キラー」と甘さ排したハードに攻める曲を立て続けに演奏する。一転、「サムクックが聞こえる」でひと息入れて、「アイ・キャント・ノット・ビー・ア・グッド・ボーイ」そして「ヤンガース・オン・ザ・ロード」で盛り上がりは頂点へ。狭いフロアで人たちは暴れまくり、ダイバーがドリーのマイクを直撃してヴォーカルが一時聴こえなくなっても勢いでそのまま突っ走る。で、次の曲は何かなと思ったら、「ハイ! ホー! レッツゴー!」の掛け声が。ラモーンズ「電撃バップ(Blitzkrieg Bop)」のカヴァーだ。この一体感はすごい。

 そのテンションで「おさらばブギウギ」。コール&レスポンスも決まりサウナのような熱量を残し本編が終わった。アンコールは「レット・ミー・ロック」。アンコールとしては意外な曲だったかな。すさまじい強度で駆け抜け濃密な1時間が過ぎていった。東京での次のライヴは、6月19日新宿ロフトだ。この熱量を味わいたい人はぜひ!

— set list —

ロックンロール・マジック / いけないビート / ハートブレーカー・ブルース / アイ・ワナ・ビー / エイトビートがとまらない / 乞食の大将 / Killer / サムクックが聞こえる / I can not be a good boy / YOUNGERS ON THE ROAD / 電撃バップ(Blitzkrieg Bop)/ おさらばブギウギ

— encore —
Let Me Rock

50回転ズ

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Text:
Nobuyuki "Nob" Ikeda
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