グラストンバリー・フェスティヴァル (Glastonbury Festival) in ピルトン・サマーセット (Pilton, Somerset) 2015.06.28

総集編フォト・レポート:Part3(花房浩一編)
特集 – 「総集編フォト・レポート:Part3(花房浩一編) @ ピルトン、サマーセット2015.06.6.28

グラストンバリー・フェスティヴァル (Glastonbury Festival)
グラストンバリー・フェスティヴァル (Glastonbury Festival)
グラストンバリー・フェスティヴァル (Glastonbury Festival)
グラストンバリー・フェスティヴァル (Glastonbury Festival)
グラストンバリー・フェスティヴァル (Glastonbury Festival)
グラストンバリー・フェスティヴァル (Glastonbury Festival)
グラストンバリー・フェスティヴァル (Glastonbury Festival)
グラストンバリー・フェスティヴァル (Glastonbury Festival)
グラストンバリー・フェスティヴァル (Glastonbury Festival)
グラストンバリー・フェスティヴァル (Glastonbury Festival)
グラストンバリー・フェスティヴァル (Glastonbury Festival)
グラストンバリー・フェスティヴァル (Glastonbury Festival)

 なんでグラストにこんな人が?という指摘は全く意味をなさない。ずいぶん昔、アイリッシュ・フォークのザ・チーフタンズがピラミッドに姿を現したときに『僕ら、こんなところに出演していいの?』と口にしていたんだが、このフェスティヴァルを象徴するメイン・ステージのラインナップに関する限り、いわゆる『大物』だとか『メジャー』だ、あるいは『マイナー』だとか『インディ』といった言葉は全く意味を持たない。主催者、マイケル・イーヴィス氏が母親に見せてあげたいとトニー・ベネットを出演させたこともあれば、トム・ジョーンズあたりも姿を見せている。と思えば、いきなりオペラが出現したのはいつだっただろうか。ここ数年は、ビヨンセからドリー・パートンといった、いわゆるポップス界の大スターも『普通』に姿を見せていてるのだが、若干の違和感を漂わせながらも、毎回、大好評に終わっているのだ。

 今年はライオネル・リッチーがそのポジションにいた。ピラミッドを囲むように広がった丘を覆い隠すようにびっしりとオーディエンスが集まった光景は、やはり驚異的だ。さすがにスティーヴィー・ワンダーが姿を見せたときの異様なほどの大混雑には及ばないが、コモドアーズの曲も含めて大ヒットを連発してきた彼のエンターテイナーぶりが大喝采を浴びていたのは言うまでもない。加えて、そんなショーを楽しみに来た人たちの『エンターテイナー』ぶりも『祭』の雰囲気を演出してくれる。

 ウエスト・ホルツでは伝説のロイ・エアーズやUKレゲエの顔のひとつ、スティール・パルスが姿を見せている。昔から、ヴォーカル、デヴィッド・ハインズのドレッドロックには驚かされていたんだが、相変わらず。演奏も、なにやら昔のままで、衝撃だったデビュー・アルバム『』やセカンドの『Tribute to the Martyrs』からの曲が目立ったのが嬉しかったような、悲しいような… 微妙な感覚に陥ったものだ。

 この日のハイライトのひとつがリヤカーなんだろう、そこにピアノを乗せてピンクの煙を吐きながら演奏する人物。まるでトム・ウェイツの分身がイギリスの片田舎に突然姿を見せたかのよう。といっても、ここから南のエリアをふらついていれば、幾度でもこういった光景に出くわしていただろう。が、それにしても、この人物、絵になりすぎる。

 夜になると巨大なロボットが火を吹き始めるアーケディア。この時点ですでに家路につく人も多いのだが、ここに来ると最後の最後の朝方まで大騒ぎを繰り返している人たちで溢れかえっている。一方で、すでに幕を閉じたピラミッドやジ・アザー・ステージの前を通ってみると、別れを惜しむ人たちが遊んでいる一方で、まるで『夢の島』のようになった光景に目を覆いたくなるのだ。噂に聞くと、グリーンピースはこういった写真ができるだけ外に出ないように『努力』しているらしいが、これが『環境運動』の成果?ピラミッド・ステージの中央に彼らのロゴが見えるのは皮肉以外の何ものでもない。いくらメンバーが増えようが、寄付金が増えようが、自分の足元も変えられないで何が環境運動?そんな批判を永年にわたって受けてきて、全く変化が見えないのはなぜ?と、そう思わざるを得ない。

Share on Facebook

Information

Photos:
Koichi "hanasan" Hanafusa
hanasan@smashingmag.com
Web Site / Blog / Facebook / twitter
Koichi "hanasan" Hanafusa's Works

Text:
Koichi "hanasan" Hanafusa
hanasan@smashingmag.com
Web Site / Blog / Facebook / twitter
Koichi "hanasan" Hanafusa's Works

Write a comment