ザ50回転ズ @ 梅田クラブ・クアトロ 2016.05.01

1枚のレコードが教えてくれること
フォトレポート @ 梅田クラブ・クアトロ 2016.05.01

ザ50回転ズ
ザ50回転ズ
ザ50回転ズ
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ザ50回転ズ
ザ50回転ズ
ザ50回転ズ

 3月9日に発売された、ザ50回転ズ初の7インチ・レコード『バイナル・チェンジ・ザ・ワールド』~レコードは世界を変える~のツアーは、梅田クラブ・クアトロで千秋楽を迎えた。ツアー初日の京都磔磔公演終演後の楽屋で、新調したスーツを汗でびしょぬれにしたダニーは「初日からこんな激しくて、この先俺たち大丈夫か? いや、やってやる!」と言った。それから2ヶ月間、全国各地20ヵ所でワン・マン・ライヴを大盛況に納めてきた彼等は、一回りも二回りも大きくなっていた。

 名古屋・東京そして大阪限定で、ステージ後方にメンバーがセレクトしたレコード・ジャケットが飾られる演出がなされていた。「辿り着いたぜ大阪!いつだって信じてます、ロックンロール・マジック!」というダニーの叫び声でライヴは始まり、踊る客でクアトロの床は大きく揺れた。曲間のMCやギター・チェンジには、客席からメンバーの名前を呼ぶ声が次々と挙がる。頭数曲で、ダニーの足元には飛び散った汗が溜まり、何度も足を滑らせる。息つく暇もなく畳みかけるようなロックンロールにダイバーが頻発し、会場全体見渡す限りの、期待と興奮を浮かべる何百という客を見てあの伝説のフジロックでのステージを思い出した。2006年、ルーキー・ステージに現れた彼等をひと目見ようと、パレス・オブ・ワンダーから人が溢れたことを。あの日、いずれもっと飛躍すると、あの場にいた誰もが感じたことだろう。そして今、全国ツアーを終えようとしている三人のロックンロール・スターが見せてくれている、このライヴはその予測を越えてしまっている。アンコールの声で再びステージに上がったダニーが「あの日の俺と、あの日の君たちに捧げます」と「ノー・ノー・ノー」を演奏した。胸にこみ上げる想いを抑えられなかったのは、筆者だけではなかっただろうと思う。

 「俺たちが、奇跡のロックンロール・バンドだ!」とドリーが叫ぶ。今日のお客さんの誰かが、初めて買ったレコードと、影響を与えたアーティストとしてザ50回転ズの名前を挙げるのは必然だろう。これからの未来、彼等は我々にどんな光景を見せてくれるのか。「ずっとロックンロール一筋でやっていきます」と清々しくステージ上で宣言したダニーは、ことさら眩しかった。 

— set list —

ロックンロール・マジック / ゴキブリ讃歌 / ハートブレイカー・ブルース / レッツゴー3匹!! / 君にSha La La La Lee / サンダーボーイ / エイトビートがとまらない / 1976 / キスミーダリン / KILLER / OH! ALL NIGHT LONG! / 無実の男 / グローリー・グローリー / Twist And Shout / Ace of Spades / Do You Remember Rock’n’ Roll Radio / サムクックがきこえる / あの日のロックンロール / 涙のスターダスト・トレイン / YOUNGERS ON THE ROAD / MONEY! MONEY! / 50回転ズのテーマ / Vinyl Change The World

– encore1 –

No No No / おさらばブギ

– encore2 –

Thank You For RAMONES

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Information

Photos:
Tomoko "tommy" Okabe
tommy@smashingmag.net

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