ナパーム・デス (Napalm Death) @ 渋谷クラブクアトロ 2016.09.05

パイオニアにして絶対王者、降臨
フォトレポート @ 渋谷クラブクアトロ 2016.09.05

Napalm Death
Napalm Death
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Napalm Death
Napalm Death
Napalm Death
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Napalm Death
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Napalm Death

 昨年、最新作『エイペックス・プレデター-イージー・ミート』をリリースしたナパーム・デス(Napalm Death)。平日、しかも月曜日であるにもかかわらず、多くの観客(大半が黒Tシャツ着用!)が詰めかけた渋谷クラブクアトロで、来日ツアー2日目のライヴが行われた。サポート・アクトにはタートル・アイランド、メルトバナナ、システマティック・デスという強力な布陣を迎え、ナパーム・デスの演奏が始まったのは21時30分過ぎだった。

 彼らによって圧倒的な音塊が投下されるや否や、フロアからは無数の拳が突き上がり、クラウドサーファーがどんどん柵前へ落下していく。数十秒、ときには数秒で終わってしまう曲で、フロアをこんなにも沸かせられるのは、彼らがグラインド・コアのパイオニアにして絶対王者である証だろう。

 大旋風が巻き起こったかのごときカオスに満ちたクアトロの空間で、ドラムセットに組まれたふたつのバスドラが轟く様に、ベーシストとギタリストの繰り出す、思わず目を見張ってしまう超高速ピッキングに、ボーカリストのマーク・バーニー・グリーンウェイが着用していた「TOKYO AGAINST RACISM」Tシャツに胸を熱くさせられた。

 MCではジェントルな印象だったバーニー。ベーシストのシェーンも、頻繁にフロアとコミュニケーションを取って観客を沸かせていた。ライヴ終盤のMCで、バーニーはまた近いうちの再会を誓い、余ったドリンクをフロアに差し入れる気遣いを見せ、最後には観客とたくさんの握手を交わして、ステージを後にした。

 本日(9月6日)は名古屋クラブクアトロ、9月7日には梅田クラブクアトロ、9月8日には広島クラブクアトロ、9月9日には福岡ドラムBe-1へと、来日ツアーは続いていく。

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Photos:
Keiko Hirakawa
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