イースタンユース @ リキッドルーム恵比寿 2016.09.09

コントラストで魅せて、駆け抜ける
フォトレポート @ リキッドルーム恵比寿 2016.09.09

eastern youth
eastern youth
eastern youth
eastern youth
eastern youth
eastern youth
eastern youth
eastern youth
eastern youth
eastern youth
eastern youth
eastern youth

 恵比寿にあるライヴハウス、リキッドルームの12周年を記念したイベントに出演したイースタンユース。この日の対バンは9ミリ・パラベラム・バレット(以下9mm)で、珍しい顔合わせだった。

 先攻のイースタンユースの登場時のSEは、とん平&ビショップの名曲、「ジーンズ・レボリューション」だった。冒頭のとん平(増子真二)による「ヘイピーポー、ヤングピーポー若者よ!」の語りとともにメンバーが姿を現す。いつもより平均年齢が10歳くらいは低いと思われるこの日の客層を意識した選曲なのだろうか。初っぱなから、笑いをこらえるのに一苦労だった。

 「なんとなく緊張しております。なぜなんだろう、なぜなんでしょうか。思いのほか女性の率が高い。そのせいなんでしょうか。緊張しております」

 吉野はそう語り、「夜明けの歌」の始まりのコードが鳴らされれば、すかさず歓声が沸く。5曲目の「たとえばぼくが死んだら」まではMCなしで駆け抜けた。メンバー3人で次の曲に入る呼吸を合わせて紡ぐ、静かだがテンションのみなぎった曲間と、スピード感とグルーヴを携えながら豪快に攻めていく演奏のコントラストが見ものであった。

 MCでは9mmの話題も出つつ、「我々くたびれた中年、なんともすりゃ初期高齢者みたいになってますけど、こんな生き方もあるんです」との言葉には、笑いとともに大きな拍手がフロア全体を包んでいた。

 終盤の「直に掴み取れ」、ラストの「街はふるさと」まで、45分の持ち時間ながら大充実の内容だった。初めてイースタンユースを観る人も多いなかでの演奏だったはずだが、真剣に聴き入ったり、リズムをとって楽しんでいる観客が多く見えた。終始冴え渡った演奏も、吉野の気迫もフロアにしっかりと伝わり、最後は満場の拍手でメンバーは見送られた。


— set list —
夜明けの歌 / 街の底 / 鳴らせよ鳴らせ / ズッコケ問答 / たとえばぼくが死んだら / 直に掴みとれ / 街はふるさと

Share on Facebook

Information

Photos:
Keiko Hirakawa
keco@smashingmag.net
Facebook / twitter
Keiko Hirakawa's Works

Write a comment