イースタンユース @ 名古屋アポロベイス 2016.11.25

変わりゆくなかにある、ゆるぎないもの
フォトレポート @ 名古屋アポロベイス 2016.11.25

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 村岡ゆか(Ba)加入後、初の名古屋公演、初のワンマン・ライヴだった。以前はアルバム発売時のツアーの他に、東京で行われるイースタンユース主催のライヴ・シリーズ「極東最前線」と、名古屋・大阪の3都市を回る小規模なツアーが組まれるパターンが多かった。昨年9月の村岡加入後は、「極東最前線」の他、フェスやイベントへの出演が目立ったが、ようやく名古屋と大阪のライヴが行われることで、元のペースに戻してきていることが感じられる。馴染みのファンにとってはメンバー・チェンジを経て、軌道に乗ったバンドの姿を見られる機会となった。

 前回のライヴ(11月11日、札幌カウンターアクション)で演奏された曲目は、代表曲が詰め込まれたものだった。今回も傾向は同じで、ワンマン・ライヴ仕様のかなり豪華なセットリストとなった。札幌同様、新たなメンバーを迎えて初めて訪れる地で、待ってくれていた観客の期待に応えていこうという姿勢が感じ取れる。

 前半はMCがなく、イースタンユースの持ち味のひとつである静と激の対比で惹きつける。音の壁とも言うべき爆音がフロアを満たしていても、吉野寿(G/Vo)の鋼鉄の刃のごときギターの音、激情を乗せた歌声、田森篤哉(Dr)の華やかさと安定感が共存するドラム、村岡の細かく粒が揃いつつ、柔軟に展開するベースが、それぞれくっきりと際立って聞こえてくる。同時に、吉野と一緒に歌う観客の声も良く聞こえた。メロディーと歌詞が、ひとりひとりにずっと大切にされてきたことがわかる歌声だった。後半、吉野が村岡をユーモアを交えて観客に紹介し、いままでの他の会場同様、観客は笑いとあたたかい拍手で村岡を迎えていた。

 メンバーが変わってもバンドが貫く姿勢、楽曲、鳴らす音はゆるぎない。きっと、ここに集った観客とバンドの間にあるつながりも、そうなのだと思う。本日(11月26日)、イースタンユースは大阪ビッグキャットでトー(toe)と共演する。12月10日(土)にはゲストに左右を迎えた極東最前線が渋谷クラブクアトロで行われる。ぜひ足を運んで、変わりゆくなかに光る、確かなものを感じとってみてほしい。

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Keiko Hirakawa
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