アイス・ステーション @ 磔磔 2017.02.07 @ 渋谷www 2017.02.09-10.

北極を愛し、温暖化問題を感じるイベント―アイス・ステーション
アイス・ステーション @ 磔磔 2017.02.07 @ 渋谷www 2017.02.09-10.

 Ice Station(アイス・ステーション)というイベントが2月7日京都で、2月9日と10日に東京でおこなわれる。紹介ページがあるのでご覧いただきたい。「ICE STATIONは地球温暖化問題に感心を寄せ、北極と音楽を愛するアーティストたちが集まるアートプロジェクト。」ということで、今回、来日するのは、グリーンランドのロックバンドであるナヌークとR.E.M.のメンバーだったピーター・バック、マイク・ミルズ、ドリーム・シンジケートのフロントマン、スティーヴ・ウイン他6名のアメリカの音楽家たちである。

 ステージの構成はナヌークで1時間、アメリカのミュージシャンたちの演奏で1時間の予定とのこと。
ナヌークって、我々になじみ薄いグリーンランドの、しかもロックバンドってどうなんだろう? と思うけど、アップル・ミュージックで検索したら難なくみつかったので聴いてみる。よく指摘されている通り、何に似ているか? と聞かれればコールドプレイに似ているのではないかと自分も思った。歌われている言葉はグリーンランド語なので、言葉はわからないけど不思議な響きを持っている。もしかすると英語圏の人には日本語のロックもこのように聞こえるのではないかと思った。北極圏の生活はなかなか想像できないけど、厳しい気候と風土からこのようなバンドがでてきたこと自体が興味深い。

 一方、アメリカのミュージシャンたちは、元ファストバックスのカート・ブロック、元R.E.M.のピーター・バックとマイク・ミルズ、そのR.E.M.のサポートをおこなっていたスコット・マッコイ、ドリーム・シンジケートのスティーヴ・ウィン、その妻であるリンダ・ピットモンである。ノルウェーでのセットリストをみると、それぞれがいたバンドの曲、R.E.M.やドリーム・シンジケートなども演奏されるし、日によってはレッド・ツェッペリンの「ホエン・ザ・レヴィー・ブレークス」やルー・リード「ウェイティグ・フォー・ザ・マン」のカヴァーも演奏される。そんななかでも、目立つのは「ザ・ベースボール・プロジェクト」の曲である。

 ザ・ベースボール・プロジェクトとは、ピーター、マイク、スコット、リンダ、スティーヴが参加している野球をテーマにしたバンドである。野球をテーマといっても、ベーブ・ルースジャッキー・ロビンソンといった往年の名選手だったり、新聞に載る成績表だったり、ベースボールカードだったり、抑えの守護神だったりと、本当に野球に関していろんなことを歌うのだ。それぞれがひいきチームを持ち、愛情の深さが感じられる。野球に関してなんで敷居が高いということはなく、R.E.M.やドリーム・シンジケートのファンなら違和感なく聴ける。曲によってはティーンエイジ・ファンクラブぽい、爽快なギターポップであると思った。せっかく日本でやるので「イチロー・ゴーズ・トゥ・ザ・ムーン」を演奏してもらいたい。

 ライヴ情報は

http://www.mplant.com/icestation/

2月7日(火)
京都 磔磔
18:00開場 19:00開演
前売チケット:¥8,500(ドリンク別)

2月9日(木)&10日(金)
渋谷WWW
18:30開場 19:00開演
前売チケット:¥8,500(ドリンク別)

当日券もあるようです。

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Text:
Nobuyuki "Nob" Ikeda
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