イースタンユース (eastern youth) @ 富士宮市 ゴー・アウト・ジャンボリー 2017.04.15

広い空に映える、堂々のステージ
フォトレポート @ 富士宮市 ゴー・アウト・ジャンボリー 2017.04.15

eastern youth
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 4月15日、16日に富士山の麓にある、ふもとっぱらをメイン会場として開催された、「ゴー・アウト・ジャンボリー2017」。音楽フェスティバルというよりは、ライヴ以外にも様々なアクティヴィティーが楽しめる、キャンプを中心に据えたイベントである。子ども連れや犬連れの人も多いリラックスした雰囲気のなか、アウトドアを満喫する参加者で賑わっていた。イースタンユースは、1日目の15時にメイン・ステージである、ゴー・アウト・ステージに登場した。

 快晴であれば、ステージ越しに富士山が見えるはずなのだが、あいにく出演時間中は雲の彼方だった。それでもサウンド・チェック中には日も差し込んできて、吉野寿(G/Vo)はギターをつまびきながら、「昨日から来てるの?」なんて、開演を待っている観客と笑顔で会話をしている。演奏開始時間がやってきて、1曲目は村岡ゆか(Ba)加入以来、ライヴで初めて演奏された「未ダ未ダヨ」。村岡は田森篤哉(Dr)としっかりとボトムを支え、緊迫感のある曲調がしなやかに、大胆に展開していく。次の「青すぎる空」ではベースのイントロが鳴ると歓声が上がり、吉野と一緒に歌う観客の声も聴こえる。

 広い空の下で聴く「浮き雲」は、最高のひと言。吉野は観客に挨拶をして、「こう、和やかなムードのイベントをですね、すっかり地獄にしてやろうと思って、やって参ったのであります」と語れば、観客からは大きな歓声が返ってくる。

「鳴らせよ 鳴らせ」「荒野に針路を取れ」「夜明けの歌」と続くのだが、歌詞にたたえられた強い意志、爆音で放たれる3人のアンサンブル、吉野のまっすぐな歌声が、山々に囲まれた開放感あるシチュエーションに、実に映えたのだった。テントサイトからもステージが見えるので、自分のテントやタープの下でくつろぎながら音を聴くこともできるのだが、曲が進むごとに、ステージ前に集まってくる観客も増えていった。

「正直申し上げて、私、このようなアウトドア派の人間ではなくてですね、路地裏でとぐろを巻くタイプの人間でございます。まぁ、でも、路地裏みたいなもんだよね。山があろうとなかろうと、酔っぱらっちまったら、こっちのもんだもんね」

「最後の1曲を演奏して、すみやかに街の底へ帰ります。我々、イースタンユースでした」

 吉野の言葉によって沸き起こった歓声とともに演奏された、「街の底」。45分間、最初から最後まで気迫に満ちた、堂々のステージだった。メンバーを見送る観客からの盛大な拍手に、吉野は去り際にステージ中央で手を挙げて応えていた。


— set list — (eastern youth)
未ダ未ダヨ / 青すぎる空 / 浮き雲 / 鳴らせよ 鳴らせ / 荒野に針路を取れ / 夜明けの歌 / 街の底

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Photos:
Keiko Hirakawa
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