バケツドラマー・マサ(Bucket Drummer Masa) @ 大阪ビッグケイク 2017.06.24

体感は想像を超える
フォトレポート @ 大阪ビッグケイク 2017.06.24

Bucket Drummer MASA
Bucket Drummer MASA
Bucket Drummer MASA
Bucket Drummer MASA
Bucket Drummer MASA
Bucket Drummer MASA
Bucket Drummer MASA
Bucket Drummer MASA
Bucket Drummer MASA

 大阪南堀江にあるバー・ビッグ・ケイクでは、今年10回目となる、みやちとーるフジロック写真展『Thank you fujirockers!!!』が行われていた。フジロックの公式ファンサイトであるフジロッカーズ・オルグ(fujirockers.org)主催のフジロッカーズ・バー関西共催として、クロージング・パーティが開催された。スペシャル・ゲストとして呼ばれたバケツドラマー・マサを一目見ようとライブ予定時間が近づくにつれバーは混み始めた。

 バケツを叩いて、日本のみならず世界を舞台にパフォーマンスをしている男がいるという噂は聞いていた。幾つも重ねられたバケツが運び込まれたのを目の当たりにすると、嫌が応にも期待は高まる。

 固唾を吞むお客さんに見守られる中、マサは右手に設置されたパイプを吹き始める。エフェクターが繋がれたその塩化ビニール管は、なんとオーストラリアの先住民アボリジニの奏でる金管楽器ディジュリドゥを模したものである。見慣れたペール缶は、大きさ、形、中に入れるものやそれぞれに手を加えられ、打音に変化をもたらしている。シンバル替わりには・・・と見ると回転刃にマドレーヌ型が重ねられ度肝を抜かれる。こうして、全てが身の回りにあるものを用いてセッティングされているのだ。

 塩ビ菅にバケツという初見の物珍しさは、ライブが進むにつれうねるようなディジュリドゥとそこに切り込まれるドラムにトランス状態に陥る気持ち良さに変わっていた。引き込まれ、リズムに踊らされ、まさかバケツと塩ビ菅のグルーヴに魅了される日が来るとは思わなかった。場に居合わせたお客さんとの一体感と、享受する高揚感は格別だった。

 フジロック写真に囲まれて体感した唯一無二のバケツドラマー・マサというジャンル。苗場の空の下で聞いてみたいアーティストだ。

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Information

Photos:
Tomoko "tommy" Okabe
tommy@smashingmag.net

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