ギターウルフ(Guitar Wolf) @ 西宮アミティホール ゑびす・ロック・フェスティバル 2017.09.24

結成30年目の新風
フォトレポート @ 西宮アミティホール ゑびす・ロック・フェスティバル 2017.09.24

Guitar Wolf
Guitar Wolf
Guitar Wolf
Guitar Wolf
Guitar Wolf
Guitar Wolf
Guitar Wolf
Guitar Wolf
Guitar Wolf
Guitar Wolf
Guitar Wolf
Guitar Wolf
Guitar Wolf
Guitar Wolf
Guitar Wolf
Guitar Wolf
Guitar Wolf

 いつものようにSEの「仁義なき戦い」が流れ、トオル(Dr)と新ベーシストのヒカルがステージに現れると、ステージ前に集まったファンが更に前へと詰め寄った。前ベーシストのUG(ユージ)が2017年6月9日キネマ倶楽部でのライブを最後に脱退し、ヒカルが加入。アメリカツアーを経て、この日は国内4本目のライブだった。

 満を持してセイジ(Vo/G)が現れ、一気飲みしたビール缶を投げたらば、アミティホール史、いや西宮史上最大音量の爆音が響き渡った。「ニシノミヤ!ロックしに来たぜ!」と咆吼した1曲目「野獣バイブレーター」で早々にセイジとヒカルが客席に飛び込んだ。筆者はもちろん、ここにいたほぼ全員が座席固定の客席がある場所での、ギターウルフは初見だったはずだ。この日を迎えるまで、彼らが会館でどんなライヴをするのだろうという期待と不安、それが何の意味も持たないことを、目の前で放たれるエネルギーを受けて思い知ることとなった。ギターウルフを全く分かっちゃいなかったことを、私は恥じた。

 長身でまるで戦隊ヒーローのようなイケメンのヒカルはステージのギリギリまで行き、舌を出しながら中指を立てて客を煽ったかと思えば、ドラムの前でトオルと気合いを送り合う。ステージを縦横無尽に行き来しながらベースラインは崩れることはなく、ピタリとセイジとコーラスを合わせるヒカルの鮮烈さ。セイジは一瞬足りとも限界点から降りることをせず「カミナリワン」「チラノザウルス四畳半」と続けざまに歌ったあと、大きく吠えた。

「ジェットジェネレーション」のトオルとセイジの唯一無二の阿吽の呼吸から「ケンカロック」で「クソ野郎」とヒカルが一喝すると、大きなうねりがホール全体を支配した。セイジはニシノミヤを何度も叫び、トオルは前のめりでこれ以上ない打音を叩き出し続けた。

「キック・アウト・ザ・ジャムズ(Kick Out the Jams)」でセイジは客をステージに上げてギターを手渡す。セイジの出す、ここしかないという指令でヒカルは高く飛び、トオルは腕を振り下ろす。

 今年結成30周年を迎え、来たる10月7日にセイジの地元島根の古墳の丘古曽志公園で『シマネジェットフェス』を開催する彼ら。「サマータイム・ブルース」を歴代もっとも夏に似合う声で歌うヒカルを前に、ギターウルフに新しい風が吹き始めたことを痛感した時間だった。

–>ザ・たこさん

–>ザ・ボゥディーズ

–>キングブラザーズ

— set list —
野獣バイブレーター / カミナリワン / チラノザウルス四畳半 / ジェット ジェネレーション / ケンカロック / Kick Out the Jams / Summertime Blues / オールナイトでぶっとばせ‼︎


10月07日(土)「GUITAR WOLF 30th Anniv.企画 シマネジェットフェス-ヤマタノオロチライジング2017」島根県立古墳の丘古曽志公園

10月08日(日)「シマネジェットフェス後夜祭」

 詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

 

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Photos:
Tomoko "tommy" Okabe
tommy@smashingmag.net

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