イースタンユース (eastern youth) @ 神戸 長田大行進曲 2017.10.01

高らかに鳴る「ソンゲントジユウ」
フォトレポート @ 長田大行進曲 2017.10.01

eastern youth
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 イースタンユースが10月1日、神戸空港島内の特設ステージで行われた音楽イベント「長田大行進曲2017」に出演した。この日、正午前後は晴天で日差しが強かったが、イースタンユースの出演時間の15時には曇り空に変わっていた。過ごしやすく、ちょうど良い気候だった。

「ガガガSPの皆さんは、今年で20周年ということでございます。オギャーから20歳っていったら、もう大人だもんね。いろんなことあったと思いますけど、よくぞ乗り越えて、ここまでやってこられたなと思って、ね」

と、吉野寿(G/Vo)は主催のガガガSPにメッセージを送り、「神戸の街、いいですね。海が見えて。なかなか来る機会ないんですけど、いいなと思って。……やめるか演奏するの! 喋るか!」と続ければ、ステージ前に集った観客から笑いが起こる。

 9月27日に発売された新しいアルバム、『SONGentoJIYU』発売後、初のライヴだった。「力一杯演奏させていただきます。よろしくお願いします」と吉野が語って、「ソンゲントジユウ」のイントロを奏でる。吉野はこの曲を8月からソロ・ライヴで演奏していたが、イースタンユースとして披露するのは初めてである。静かな始まりからダイナミックに展開するアンサンブル、切り込んでくるボーカル。テンションと情感をたたえたモノローグ。屋根がない開放的なステージから、イースタンユースの新たなる第一歩、「ソンゲントジユウ」が高らかに広がっていく。

「青すぎる空」「踵鳴る」が続けて演奏される。イベント自体が若手のバンド中心のラインナップ、それ故に若い観客が目立つ。バンドの演奏はいつもどおり冴えたもので、吉野の気迫も、その表情やアクションから充分感じられたが、他のフェスやイベントに比べて、観客の反応は静かだった。ひとりひとりの観客の表情を見ると真剣に聴き入っていることがわかるのだが、同時刻に他のステージで進行している演奏が、かぶって聞こえてくる。

「俺たちの曲はキュッと音が小さくなったりするから、あんまり向かなかったね。この場には。でも精一杯やります。楽しみ方は自由でいいと思いますよ。みんなで一丸となって『オーッ!』ってやろうぜっていうのも、いいと思います。だけど、僕の言いたいことは『みんなちがってみんないい』なんですよ。だから、別に一つになんなくていい。各々でいいわ、全然いい。そのために歌ってますから。この状態、最高です」

 吉野は清々しい表情でそう語ると、観客から「そのとおり!」と言わんばかりの歓声が返ってくる。「荒野に針路を取れ」「街の底」と続けて、代表曲が凝縮されたセットを終えた。あたたかい拍手に送られてイースタンユースがステージから去った後、最前列付近の観客からは「凄かった」「やっぱり良かった」と感想を口々に言っているのが聞こえてきた。演奏時間は30分と短かったが、「ソンゲントジユウ」初披露され、新曲が聴けることを期待して足を運んだ観客の満足度は高かったはずだ。

 待望の全国ツアーは、10月21日(土)、千葉ルックから始まる。楽屋では田森篤哉(Dr)が、「ツアーでは『SONGentoJIYU』の収録曲は全曲やるかもしれない。これは今まで(のアルバム発売後のツアー)でも珍しいこと」と語っていた。村岡ゆか(B)も「10 曲、練習頑張ります」と意気を新たにしていた。どのようなツアーになるのか。『SONGentoJIYU』を聴きこんで、今から楽しみにしたい。


— set list — (eastern youth)

ソンゲントジユウ / 青すぎる空 / 踵鳴る / 荒野に針路を取れ / 街の底

 


極東最前線/巡業2017~おれたちのSONGentoJIYU~

 
10月21日(土) 千葉 LOOK
10月28日(土) 札幌 cube garden
10月29日(日) 弘前 Mag-Net『 弘前Mag-Net20周年記念』
11月 4日(土) 京都・磔磔
11月11日(土) 仙台 CLUB JUNK BOX
11月12日(日) 新潟 CLUB RIVERST
11月25日(土) 岡山 ペパーランド
11月26日(日) 福岡 DRUM Be-1
12月 2日(土) 名古屋 APOLLO BASE
12月 3日(日) 大阪 umeda TRAD
12月 9日(土) 渋谷 TSUTAYA O-EAST

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Keiko Hirakawa
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