マムフォード・アンド・サンズ (Mumford & Sons) @ ジョン・ピール・ステージ in グラストンバリー・フェスティバル 2010.06.25

バンジョーの音色に誘われて
フォト・レポート – マムフォード・アンド・サンズ @ ジョン・ピール・ステージ in グラストンバリー・フェスティバル 2010.06.25

Mumford & Sons
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 2008年に突如注目を集めたフリート・フォクシーズの傍らで、同じように注目を浴び始めていたマムフォード・アンド・サンズ。同じフォーク系ということで、比較されつつも同じように話題を集めていた。ところがフリート・フォクシーズが圧倒的な成功を収めてしまったということで、マムフォード・アンド・サンズは少々影に潜んだ状態だったろうか。そういう私もフリート・フォクシーズは「もう最高!」とばかりに聴きまくり、ライブまで足を運んだりした。そしてマムフォード・アンド・サンズは今の今まで聴くに至らなかった私だった。

 あれから2年。マムフォード・アンド・サンズは着実に人気を高め、今や新人バンドの域も脱出、そして大きめなヴェニューも売り切れに出来るほどになった。私の周りの音楽ファンがみんな口をそろえて彼らのことを良いと言う。そしてやっと聴いてみたのだが、ただ単に「フォーク」というジャンルでくくってフリート・フォクシーズと並べるには違いすぎるというのに気が付いた。フリート・フォクシーズは重なるコーラスとエクスペリメンタルな要素もあるアコースティック・フォーク。マムフォード・アンド・サンズはバンジョーを入れ、カントリーの要素も持たせたフォーク・ロック系。もっと感情が豊かで、特徴のあるヴォーカルでストレートに歌いかけてくる。確かにすごく良い。

 もちろんこの日はジョン・ピール・ステージはフルキャパまで埋まっていた。始まったとたんに大歓声。そしてみんな大合唱。すごく良い雰囲気だった。それにしてもバンジョーの音色がなんと美しいことか。なんだか空間がきらきら輝いて見えるような気分にさえなった。その音がウッドベースに絡む感じもものすごく良い。なんかこう、心にぐっと来るような感じなのだ。それでロックな波長に曲が変わってくると、すっかり気分が入り込んで行く。身を投げ出すように大声で一緒に歌っている観客達の気分が良くわかる。

 すばらしかった。今回のグラストの中でも自分的トップ3に入るライブだった。しかし何でもっと早くから聴いてなかったんだろうと本当に後悔。しっかり乗り遅れたな、と自覚。

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Photos:
Emi Wakatsuki
emi@smashingmag.net

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