THE JOHNNY BOYS @ Sapporo KRAPS HALL (August 23rd '03)
旭川のREBEL ROCKERは凄いぜ! -Part 1-
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JOHNNY BOYSは「パンクってこうだよな!」と思わせてくれる。SEX PISTOLSやCLASHが鳴らしたREBEL MUSICの種は、北海道旭川をベースに活動している、このJOHNNY BOYSにしっかり受け継がれている。
今日のステージは、ちょっと遅めのJOE STRUMMER追悼イベントで、時間は短めなはずだが、そんなの関係ない。JOHNNY BOYSが登場した瞬間、それまで、ちょっと緩めだった会場の雰囲気が一変する。バンドの佇まいが見せるその雰囲気だけで、ビシッと一本、緊張が走る。何と言っても、バンド全員の視線、目つきが凄くかっこいい。オーディエンスにこれから自分たちのパンクロックを叩きつけてやるという意志が強く感じられる。観てるほうも、これから何かエラいことが始まりそうだという予感が焚きつけられる。
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そして、一旦鳴り出すと、その予感以上のサウンドが唸り出す。ベースのKIKUCHIとドラムのMIKAMIのリズムセクションは太くてラウドなのに、とてつもない推進力で突っ走る。こういうリズムセクションってなかなかいないと思う。直接効いてくるビートをがんがん叩きだすので、体を動かさずにはいられない。ギターのIZUMIはモニターに足を乗せ、観客を睨めつけ、黒のレスポールからストレートなロックンロールギターを弾きまくる。ヴォーカルのFUJIIの声は、ストレートパンクを歌うために生まれてきた人のようだ。ちょっとしゃがれているのに伸びがあって、曲の旋律だけでなく、歌の意志がその声から伝わってくる。
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-->Part2 |
reported by YSMZ and photo by Q-TA MIDORINO |
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