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実は彼らが来ると聞いても、自分の周りの人の評価はそれほど高くなかった。でも、実際彼らの音楽を聴いた人もそれほど多くない。なんで、聴いてもいないバンドのことの評判が悪いのかよくわからない。どうしてそんな風に言われてしまうのかなあ、と思いながら、メンバーの登場を待っていた。 ステージにメンバー5人が一人ずつ登場すると、前方にいるファンから歓声が飛ぶ。それを観たときに「ああ、これだな」と思った。結構、女の子からきゃーきゃー言われるバンドは、それだけで嫌われるという傾向がある。アイドル代わりだろ、というわけである。 もちろん世界中にいる優れたロックバンド、例えば、RADIOHEADにしろ、PRIMAL SCREAMにしろ、ミッシェルにしても女の子にきゃーきゃー言われているし、それどころの騒ぎではないけれど、そういうバンドなら、それは問題にならないのだ。何か変だ。 もちろん彼らはそんなことは問題ではない。いきなり巨大なノイズ、フィードバックを撒き散らした。 |
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あまりの巨大なフィードバックに驚いた。NANANINEってこんなにラウドなバンドなんだ、という驚きだった。そして、メンバーも全員テンションが高い。特にベースの朱雀はオープニングから髪を振り乱し、オーディエンスを煽りまくっている。ヴォーカル川関が「今日は最高に楽しもうぜ!」と叫ぶ。ギターの大野はMUSTANGを高いポジションで抱えて、ノイズを放射しまくる。ドラムの瀬崎が叩きだす強烈な8ビートに乗って、バンドが突っ走っていく。そのグルーヴに乗って、歌われる旋律も力強い。自分の周りにおける、このバンドの評判の悪さというのが何なのか全くわけがわからない。 その勢いのまま、次にはファンキーなビートを生かした曲が続いた。さきほどまで、ノイズをぶっ放しまくていた大野がクリーンなカッティングを決めてくる。このコントラストがいいし、こうしたギターバンドに彼のようなリズムをしっかり弾けるギタリストがいるというのは、本当に心強いことだろう。そして、その能力を生かせるリズムアンサンブルができるというのは、間違いなくこのバンドの強みであるはずだ。 |
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| reported by YSMZ and photo by Q-TA |
| Part 1 / 2 |
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NANANINE: nananine.com |
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