町田康ユニット @ Shibuya LOFT(1st May '04)
パンクとしかいいようがない
INUってオレが産まれたときには解散してたんや、知らんかった。わたくし、1981年12月生まれ。INU、1981年8月解散。ってそんなことほんまどうだっていいこ
とやん、INUは町田町蔵、町田康の通過点に過ぎんのや!と、でっかい声で言えるようになったのは今日のライヴを観てから。ちなみに僕は初対面でした。
いわゆる伝説のバンドなり人なりというのは、ほとんどパッケージされたものでしか僕には与えられてないんですよ。CDとかDVDでしょうか。で、比較的信頼できるのが、実際にそのバンドが活躍していた時代に生で観たひとの声。そうなると、どうしても神格化が進んでいってしまって、あぁ、羨ましいなぁ。となるわけです。
この傾向はあまりよろしくないな、本質を掴めてなさそうだなぁと直感的に思うのですが、町田康そのひとは僕にとってそういうひとでありました。
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町田康のことを何も知らないひとへ紹介するには、僕の到らぬ説明よりホームページで調べていただくのがよろしいかと。いろんな経歴をお持ちですので。です
が簡単に言ってしまうと、自他ともに認める「パンク歌手」ということになります。ミュージシャンじゃないの?いや、パンク歌手です。みなさん深く考えてみてください。町田康は文章や詩を書くことを生業としている事実もありますが、パンク歌手です。もはやパンクが付きまとっているかのようです。
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このように、どうしてもドラマチックになりがちなこの日のライヴでしたが、思いっきりブチ壊してくれた。なんといってもあの笑顔が…素晴らしいんです。
そして腰の低さ。一曲終わるごとに深々と頭を下げる町田康。眩しいっス。そんでもってあのダンス。ゴキゲンっス。楽しそうな姿を見て、こっちはたまらなく笑顔で返す。もう、ニンマリですよ。どうしようにも楽しい。
が、歌っていることは一概に楽しいとは言えない。むしろ、切ないし寂しい曲が多いかも知れない。ただ、このひとにかかればどうにかなるムードが素敵なモードにもっていく。それはこの日やった"朝日がポン"の「私たち貧乏人、あるものは愛だけさ」という一節だけで十分説得力があるというもの。なんか猛烈に嬉しい気持ちになった僕の気持ちを察していただきたい。
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冷静にこの日のライヴのことをお話すると、新ユニット編成ということで気になっている方も多いことでしょう。メンバーはギターが内藤幸也、ドラムスがロジャー高橋、ベースが西村雄介。バリバリでしたよ。ちょっと荒いけど。ばっちり演奏が合えばもっと凄いんだろうけど。パンクだからといって妥協はないですよね、町田さん。町田キャリアを網羅した選曲となっていて、本編のラストは"気い狂て"なんかがあったりと僕は参ってしまったです。
初の町田康体験は、僕の中で勝手に作られていた伝説を軽く飛び越えて大跳躍。やっぱ"現役"のひとだ、このひとは。
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mag files :
photo report : (03/01/15 @ Shibuya Club Quattro) : photo by saya38
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