アンダーステイトメンツ @ 新宿ロフト (2nd Feb. '06)
楽しくてカッコいい。それがアンダーステイトメンツだ!
フジロックフェスティバル'05、深夜のルーキーステージで「遅れてきたルーキー、アンダーステイトメンツです!」と叫び、言葉通りベテラン顔負けのステージを見せてくれたバンドをあなたは目撃しただろうか? 「しなかった」という人はもったいない! そしてこの日はニューアルバム『My Name is understatements』レコ発ライヴ。観に行った? 行かなかった人は実にもったいない!! だって、このバンド、めちゃくちゃにカッコいいんだから! 今ちょっと後悔している…という人は、アルバムを聴いて次に備えておくこと。彼らは現在ミニツアー中。東京には3月に戻ってくるからそれまでにね!!
「新しいものが出るっていいな」。対バンのうつみようこさんがMCでそう言っていた。本当にそうだなぁと妙に納得してしまった。今日は新しいものを披露する緊張感と喜びが同時に弾けたライヴだった。
"Dried Fruits"、"Jungule"とニューアルバムからのナンバーでレコ発1発目の幕開けだ。軽快なピアノにのって、滑るようにステージが動き出す。このバンドがやけに百戦錬磨の強者に見えるのは、メンバー4人それぞれが見せ方をと自分の持ち場を知っているからだと思う。いつもニコニコ、弾けるようなピアノでサウンドをカラフルに彩るタカノヤスヒロ。トークと手品で盛り上げ役のDr.ヨネザワフミナリ。クールに熱いベースでバンド全体を支えるオンガシューヘイ。がっちりステージをかためる3人の間を自由気ままに踊り歌うイシイリョウスケ。そんな4人が奏でるのは最高に踊れるポップなロックンロール。ディズニーランドのウェスタンランドで流れていたらばっちりはまりそうな曲が続いたかと思えば、エレクトリックなディスコビートも。一気に音圧もテンションも上がる"Sunflower Disco"は最高潮にカッコいい! ここでぶっ飛びすぎたかイシイさんがなんと新宿ロフトで「下北ー! じゃなくて渋谷ー!?」と叫んでしまったけれど、これもご愛嬌。「Disco!」のコール&レスポンスでさらに笑顔が広がった。ここまできたらもう、最後まで突っ走るのみ。本編〜アンコールと駆け抜けて、満足がいっぱいの表情でレコ発1発目のライヴは幕を閉じた。
samのフォトレポートを見てもらうとよく分かると思うけど、今日はステージ上もフロアもただひたすら楽しくて、幸せだった。それでいいのだ。細かい理屈なんか必要ない。楽しく踊れてカッコ良ければ全部OK! それがアンダーステイトメンツなんだ!!
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『My Name is understatements』 Release Tour
2/17 名古屋サンセット・ストリップ
2/18 大阪 十三ファンダンゴ
2/19 京都 クラブメトロ
3/12 下北沢クラブ・キュー
詳細はこちらでご確認ください。
report by wacchy and photos by sam
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