te' @ Nagoya Apollo Theater (28th Jun. '08)
 |
|
テの曲は、哲学的な名前が付けられている。そこには歌うことに対する反逆というのか、声ではなく音で届けられる確固たる意思のカタマリのようなものがあって、とてつもなく、重い。
ライブ自体は静かな立ち上がりから、一変してステージ上で暴れまわる。その姿からは哲学性は微塵にも感じられない。ただ純粋なる狂気。音をかき鳴らしもだえる獣がそこにいたという感じ。終了間際、すべてを出し尽くしたmasaが、呆然とベースを置く姿が印象的だった。
10月には新しいアルバムの発売も予定している彼ら。夏のイベントのほか、海外でのライブも決まっているという。これからの活動が一気に気になる存在となった。
comment and photos by yoshitaka
|
mag files : te'
轟音の楽園 : (08/06/28 @ Nagoya Apollo Theater) : review by takuya,photos by yoshitaka
photo report : (08/06/28 @ Nagoya Apollo Theater) : photos by yoshitaka
高架下にて (07/10/20 @ Live Square 2nd Line) : review by miyo
|
The official site
te'
http://tee.daa.jp/
check 'em? -->MySpace
The latest album

"それは、鳴り響く世界から現実的な音を『歌』おうとする思考。"
(国内盤)
|
previous works
"音楽の研究者は、音楽をねじ伏せようとしてはいけない。音楽をして、
音楽の赴く所に赴かしめるように導けばよい。そうして音楽自身をして音楽を研究させ、
音楽の神秘を物語らせればよい。"(DVD)
"言葉を用いて奏でる者は才能に在らず、ただの記憶に『過』ぎぬ"(国内盤)
"ならば、意味から解放された響きは『音』の世界の深淵を語る"(国内盤)
check the albums?
|
|
|