Takahiro Tsunomori with Dynamic Oceans @ Shibuya 7th Floor (3rd Oct. '08) guest:Tomohiro Kondo,Megumi Mashiro,Syojiro Konishi, Yasuhiro Nakamori,Tatsuya Kashima,Akiko Higashikawa
-Part.2-
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二部はバンドでオーシャンズ!
マネージャーのエリザベス・ダイナミックさんの爆笑MCから始まった第二部。角森さんはラメのスーツに蝶ネクタイ、女性陣はムームーに衣装をかえ、ベース鹿島達也さん、ドラム小西昭次郎さん、ギター中森泰弘さん、ピアノ東川亜希子さんをゲストに迎えてのスペシャル・バンドとなってダイナミック・オーシャンズ再登場だ。角森隆浩の世界観がバンドの力を借りて、さらに膨れ上がる。暴走気味に客席に乗りだし「ぎゃっ、近い!」とのけぞられたり、ものすごい形相を指さして笑われたり…。この様子にはコーラスで呼ばれた真城めぐみさんも大爆笑だった。しかし、爆笑しながらも、シェーカーをふり真剣にうたう姿はオゲレツ観に色気をプラスし、意外にもダイナミック・オーシャンズにぴったりマッチ。実は角森さんとまともにしゃべるのは2回目くらい(それなのにアルバムのコメントを求められ、レコ発にも呼ばれてしまった)とのことだが、なんの違和感もなく角森ファミリーとなっていた。
このライヴを観ながら気がついたことは、参加している人たちがみんな真剣で、かつ、いい顔で笑っているということ。心からこのステージを楽しんでいる。ゲストやメンバーに対しては、優しさと尊敬の念をもって接し、本当はとても腰の低い人なのに、ステージではハチャメチャに壊れて魅せる。そんな角森さんのことが、みんな大好きなのだ。最後は出演者全員がステージにあがり、"俺はプレイボーイだ"(「水子! 水子!」)の大合唱で大団円。会場もステージも、全員がこんなに腹の底から笑っている終幕ってなかなかない。角森隆浩とダイナミック・オーシャンズは真のエンターテイナーだ。ビバ! ダイナミック。
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report and photos by wacchy
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